宇治市の天ヶ瀬ダム


非常事態宣言が解除されても元の生活には戻れず、
まだまだ自粛が続いているような日常が続く。

それでも、家に閉じこもってばかりではなく、
やはりまたまた少しばかり歩きに行ってきた。
少しばかりと言っても、21719歩も歩いた。

地下鉄や京阪電車は間を空けて座れる程だったが、
帰りの京都駅では、かなりの人出が戻っていた。


天ヶ瀬ダムは、宇治市にある多目的ダムだが、
治水を目的としたものとしては淀川流域で初めてのもの。
高さ73メートルのアーチ式コンクリートダムだが、
現在、放水設備の工事中で(2022年2月まで)、
アーチ型のダムの上を歩くこともできないし、
正面からでは、そのアーチ型を撮ることもできない。


ちなみに、上の写真は、この橋の上から撮った。


そこで、これは天ヶ瀬森林公園の近くから見た写真。

ダムによって形成された人造湖は「鳳凰湖」と呼ばれている。
平等院鳳凰堂が近いこと、ドーム型アーチ式であるその形が、
翼を広げた鳳凰に見えること、等から名付けられたそうだ。


この日は、宇治川の流れが速くて急流となっていた。
白い波が立っていることで急流だと分かるだろうか。


やっぱり。 増水のため、橋が通行止めになっていた。


歩いている途中で、ダムを平行の目線で撮れる場所へ出た。
工事中でダムへ近寄れなかった分、ここなら迫力あるかと、
階段を下りたら、放水されたダムの水が流れてきて、
激しい水の流れで、靴に水しぶきがかかった。


京阪宇治駅から天ヶ瀬ダムまで歩いて1時間弱。
ダムから天ヶ瀬森林公園まで歩いて1時間弱。
この日は、往復で約4時間を歩いたことになる。


「秒速662立法メートルで放流中」の案内標識が。


帰りに、宇治橋に近づいた頃、中州が水に沈んでいた。
この日はやはり、宇治川は急流で増水していたのだ。


カメラの調子が悪くなり、最後の2枚は予備のカメラで撮って、
このページも、これでもう終わろうかと思ったのだが、
最後はやはり、何かオチがないと…。

ハイ、危ない、危ない、大きな岩も落ちてました。



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