奄美大島その他の話題


「奄美大島の原生林」を先に書いたが、今回はツアーで行ったので、
原生林の他にも、いろいろ見学したり体験したりの行事も多かった。
順番が逆になったが、その中からいくつかを書いてみよう。


その前に、前のページで「群生していたクワズイモの写真は次ページで」
と書いたので、忘れない内に、ここで先にクワズイモの写真から。
泊ったホテルの横から展望台への道を登った時に、たくさんのクワズイモが。


展望台への道は急登もあり、思ったよりきつかったし、
こんな風に木の根っこを踏んで歩かねばならなかった。

さて、


「あやまる岬」の「あやまる」というのは「謝る」でも「誤る」でもなく、
岬一帯のこんもりと丸い地形が綾織の手毬に似ていることが由来だとか。


岬の周りはサンゴ礁で、眼下にはソテツジャングルがあり、亜熱帯の風情だ。


浜辺に出ると、浜辺も亜熱帯の風情だ。


浜辺にはサンゴのかけらがたくさん。


大島紬村の伝統産業であるハンカチの泥染め体験をした。
泥染めとは、奄美大島だけで行われている天然の染色方法。
シャリンバイという木から煮出した染料でハンカチを染め、
さらに、鉄分を多く含む奄美大島の泥で揉み込んでいく。


このご夫婦だけが希望して体験したのだが、
雨靴を履いて泥の田に入っての体験には、
以前なら真っ先に希望したのだろうが、
歳をとった今は尻込みしてしまった。


ハンカチの泥染めは、このような南国風景の中で体験した。


これは夫の作品だが、この後アイロンをかけると、
自然の泥染めの、きれいなハンカチの出来上がり。


その他、奄美黒糖焼酎の工場見学などもあり(勿論、試飲あり)、
また、奄美パーク内にある田中一村記念美術館で絵も鑑賞した。
田中一村は、奄美大島に移住して奄美の自然を描いた日本画家。

最後は、南国らしい森の木々の表情で終わりましょう。


松の木のように見えるモクマオウ。


イソフジ。


ビヨウタコノキ。タコノキ。


タコノキとアダンは似ているので不確かだがアダンだと思う。
「タコノキは、葉から離れて実だけがぶら下がっているが、
アダンは葉に近いところに実をつける」という説明もあり、
これは、アダンだとしておこう。


茎を見ると竹のようだが、ヤシ科のヤシの仲間のアレカヤシ(黄金竹ヤシ)。


トックリヤシに似ているけど、トックリが細いなぁと思ったら、
やっぱり、「トックリヤシもどき」だそうだ。
そこで、「奄美大島大紀行もどき」も終りです。

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