愛宕山登山



右へ行けば愛宕山へ約7キロ半、左へ行けば愛宕神社へ約4キロ余。
右へ行くべきか左へ行くべきか・・・、迷わず左へ行った。(^^;)
愛宕神社は、標高924mの愛宕山の山頂にあるので、
7キロ半と4キロ余の違いはルートによるのである。
赤い鳥居をくぐって、ここから4.2キロの登山が始まる。


愛宕山は比叡山よりも高く京都で一番高い山と思っていたが、
実は、京都府内で一番高い山は皆子山で971.5mだそうだ。
標高924mの愛宕山はそれ程きつい登山ではなかったが、
階段が多くてしんどいので、階段がある所では脇の道を登った。
階段のない普通の山道になるとホッとして体も楽だと感じる。


やっと黒門まで着いた。ここから境内へ入る。
階段もこれで終わりかとやれやれと安堵する。


ところが、門を抜けると、その先には又長い階段が見えた。
今度は安堵のやれやれではなく、なんてこったのやれやれだ。


あの階段を上がったところでまたまた長い階段があり、
最後にこの階段を上がれば終わりだなと終わりが見えた。


しかし、階段はこれで終わりだと思ったのは甘かった。
ここからがまたまた長い階段の始まりだった。
写真左の階段を上がった所で写真右の階段が始まることは、
階段の両側の木の様子が違うことで分かるだろうか。


これで、本当に最後の階段だ。


やれやれ、やっと愛宕神社へ到着です。

落ち着いたところで、来た道を振り返ってみましょう。


足元ではなく頭の上だから邪魔にはならないからだろうか、
倒木をそのままで置いてあるのも絵になる。


おもしろい木の根を並べてみたが、おもしろネタの代わりになるだろうか。

ここは1300年昔から続く愛宕山の神域であるので参拝者を優先する、と、
趣味で山歩きをする人が増えてマナーの悪さを嘆く神社の看板やら、
その他、この山には、とにかく、次のような親切な?看板が次々と立っていた。


「山上の神社まで4キロ余の山道で、気温の差は約10度もあります」
「自分で登り、自分で下山する他、手段はなし」
ふむふむ、自分で下山する他、そりゃ手段はないでしょう。


1/40。40行程の最初は1からいよいよ登山の始まり。


13/40。嵯峨消防分団の宣伝もちゃっかりと。


16/40。「初めちょろちょろ中パッパ」はお米を炊く時だけではないみたい。


27/40。「おのぼりやす」「お下りやす」なんて京都弁で言われたら足の力が抜けそう?


37/40。どこが危ないんだろう?と、よそ見して危なかった。


40/40。40行程の最後。いよいよ頂上の愛宕神社に到着。


登山道の両側には1丁目毎にお地蔵さんが我々の無事を祈ってくれている。
登山道が始まる一の鳥居から50丁で山頂の愛宕神社へ到着する。


参拝登山1000回、2000回はざらで、3000回、3500回の人も。
5000回というのはさすがに得意げに立っていた。
私は、今回で2回目。
恥ずかしくて何回登ったとは言えない。


戻る   目次へ