植物園の「宝石の塔」



ヒマラヤスギを背景に、温室の側で、にょきにょきとそびえ立っている、
これは一体何だ?と思いますよね。


どちらも、近寄ってみると、花だと分ります。


ヒマラヤスギの所のも温室の側のも訪れたこの日は満開だった。
名前は「エキウム・ウィルドプレッティ」で、別名「宝石の塔」。
カナリア諸島で自生しているそうで、丈は2メートルにもなり、
京都府立植物園が種を手に入れて、開花に成功したとか。


近づいてみると赤い小さな花をつけている。
1本に約2万もの花が咲いているとか。
実際に数えたのかどうかは知らないが。


丈は2メートルにもなると書いたが、エキウム・ウィルドプレッティの
すぐ側に立っている右端の人物と比べてみると事実だと分るだろうか。


長ったらしい憶え難い名前の花を話題にしたついでに、
これは、同じく名前も丈も長いアリウム・ギガンテウム。
ネギの仲間で、長い花茎の先に大きな花を球形につけていた。


長い名前と長い丈の花を載せたついでに、
関係ない花もついでに。(^^;)
(左)赤いブラシノキは馴染みだが、このような色のは初めて見た。
(右)ろう細工のようなソシンロウバイは馴染みだが、おもしろい形の実。


遠くからでも目立っていた白とピンクの2本の大きなカルミアの木。
びっしりと花をつけていたが、近寄ってみると、何とも可愛い花だ。
が、おもしろいのはつぼみの形。 まるで金平糖のようだ。
では、金平糖をいただきながら、終わりましょう。



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