達磨寺のダルマ



臨済宗妙心寺派の「法輪寺」は、別名「達磨寺」と言われる。


「七転八起」の「起き上がりダルマ」をはじめとして、
心願成就を祈って奉納された8000以上ものダルマを
達磨堂に祀っていることから、達磨寺の名前で呼ばれる。


起き上がりのお相をしている達磨大師をお祀りしている。

起き上がり達磨堂内の説明板によると、次のように書かれている。

「本尊達磨大師の眼をご覧下さい。
心の眼を開けて、真実を見なさい。うそいつわりは人間の恥です。
人の踏み台になっても人を踏み台にしてはいけませんぞ。
と教えて下さいます。」


起き上がり達磨堂内には、大小さまざまな
その表情もいろいろなダルマがあった。

一番前の一段と大きなダルマは、お賽銭ダルマ。


達磨堂内の四方の壁にも、ダルマが一杯。


天井を見上げると、天井にもダルマの天井画が。
戦後のダルマで有名な樋口老師の描いた絵だとか。


迫力ある大きなダルマには諸願成就のお札がびっしりと貼られている。


庭には、達磨大師の石像がある。
その周りには干支の十二支の動物像が並んでいる。
ダルマの下は、動物の納骨安置所となっているとか。


これも、ダルマの石像。
右は、自然石のダルマか。


ここの絵馬は、当然ながらやはりダルマだ。


本堂に入る階段前の下駄箱の上にも達磨像が。
大きなダルマで、睨みつけているような表情だ。


おっと、これはダルマではなく、牛の置物が。
「十牛の庭」と言われる庭のある本堂廊下の端に置かれている。
十牛の庭とは、悟りに至るまでの道程を牛に例えて示したものだとか。


仏涅槃木像。
木像で、その上には金箔が張られている。
400年以上前の桃山時代の作だとか。


本堂にも、たくさんのダルマが。

でも、まだまだあります。


はい、鬼瓦もダルマでした。



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