巳年の寺社巡り


今年は喪中ということで、初詣にも行かなかったので、
少し落ち着いた頃に、ヘビを求めて寺社巡りをした。


先ずは、宇治市にある三室戸寺へ。


はい、ここには宇賀神がありました。
村人に殺されそうになったカニを村の娘が助け、
その娘がヘビに連れ去られそうになるとカニが助け、
娘はそのお礼に頭が翁で体がヘビの姿をした五穀豊穣の神
「宇賀神」を奉納した、という民話にちなんで安置されたとか。

ひげは健康長寿、尻尾は金運、耳を触れば福が来る、そうだ。


三室戸寺は、以前に「三室戸寺のアジサイ」を載せたことがあり (
こちら)、
あの色とりどりのアジサイの花が冬のこの時期は一面の枯れ色だった。


次には、京都市上京区の出町妙音堂へ。


拝殿の奥に白ヘビの置物が。
暗い中を望遠で撮ったのだが、ヘビと分るだろうか。


弁財天は音楽など芸能をつかさどる女神で、弁天様のお使いはヘビだから、
境内のお堂には奉納されたヘビの絵馬やヘビの瓦が掛けられている。


最後は、京都市北区の玄武神社へ。
京都の北の守り神である「玄武」の名前が付いている。
後ろのマンションのビルが背景としては不釣合いだが…。


本殿に掛けられた絵にも絵馬にもヘビが描かれている。


本殿に置かれた石像は、カメにヘビが絡みついたもの。
カメは長寿、ヘビは商売繁盛を表すそうだが、
カメとヘビは見つめ合っている? 睨み合っている?
どちらに見えるかによって今年の運勢を占えるかも??


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