比良山の秋
比良山は滋賀県にあり京都ではないが、車で行けば近いので、
ま、京都みたいなものです。
一面のススキ野原はもう盛りを過ぎていたが、
山全体が燃えるような赤色で見事だった。
ふもとからリフトとロープウェイを乗り継いで山上へ。
往復で2000円はちょっと高い気もするが、かなり長い距離で、
琵琶湖を後ろに眺めながらの景色はその価値がある。
黄色や赤色に染まった木々をずっと両側に見ながら、
木々の間を縫ってリフトとロープウェイは山を登って行く。
しばしの紅葉ざんまいである。
帰りのリフトで何気なく支柱を眺めていて思わず笑ってしまった。
帰りのリフトの支柱には懇切丁寧に至れり尽せりの注意が書かれていた。
左手でリフトを握って右手にデジカメを持って紅葉を撮っていたというのに、
いつのまにか次には何と書かれているかとデジカメは支柱ばかりを狙っていた。
気を取られて紅葉を見るのを忘れるではないか・・・。
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