卵から成虫になったカブトムシ



我が家のではないが、孫の家の今年のカブトムシ。
去年祖父からもらった店で買った立派なカブトムシが死んで、
孫の母親は片付けるためにケースに入っていた土を捨てようとして、
ケースからひっくり返した土の中にたくさんの卵があるのを見つけた。
驚いて、それではとその卵を育てるべく研究して育て始めた。

去年見せてもらった卵からかえった14匹の幼虫。
写真の日付を見ると去年の8月だった。
14匹の幼虫の内11匹が成虫になったそうで、
♂6匹、♀5匹をケースの土から出して見せてもらった。

それにしても、3匹は死んだのか食べられたのか?
跡形もなく消えていたそうだから不思議だ。
慣れなくて歩き難い新聞紙の上で、
それぞれ好き勝手に動き回っている。

カブトムシの大きさは幼虫の時の大きさで決まるようだ。
値段の高いマット(土)で育ったカブトムシは大きいとか。
人間用のおやつのゼリーと見分けがつかないが、
これはカブトムシ用の餌であるゼリー。
孫が餌をやると寄ってくる。
4才の孫が間違って食べなければ良いのだが。
ゼリーの入れ物に手をかけて、
これは自分のだと主張しているのも居れば、
ゼリーの入れ物に上がって、
他の者が食べないよう、もっと主張しているのも居る。
あ、この腕は気持ちいいなぁ、と
恍惚の表情で腕を這い上っているのも居れば、
あれ、この腕はくたびれているなぁ、と
腕から降りたがっているのも居る。
逃げようと飛んではみたものの、
カーテンに行く手を遮られた。
網戸にぶつかってあせるカブトムシ。
そんなに羽をバタバタさせると危ないよ。
ほら、言わんこっちゃない。
ひっくり返ったら自分で起き上がれないんだから…。



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