三室戸寺のあじさい昇鯉図


三室戸寺のアジサイについては、以前に(こちら)と(こちら)で載せた。
今年も本堂前の石段にアジサイの花でアートが現れたと聞いて見に行ってきた。
去年は、「あじさい昇竜図」で、アジサイの花で青空を昇る白い竜を表していたが、
今年は、大きな白いひれで青い滝を登る鯉だ。
鯉は登り切ると竜になるという「鯉の滝登り」の故事からだとか。
名付けて、「あじさい昇鯉図」だそうだ。
コロナ禍に「勝利(しょうり)」するという希望を込めたとか。


左は、去年2021年の「あじさい昇竜図」、
右が、今年2022年の「あじさい昇鯉図」。

僧侶が、約700個の鉢を60段の階段に並べて完成させたそうだ。


石段下には、白と赤の花文字で「コイ」と描いている。


近くで見ると、鉢植えのアジサイだと分かる。


これまでも載せた本堂の写真をもう一度入れて、
次には、これまで載せなかったウサギと牛を。


本堂前にある「福徳兎」。
球体には穴が開いていて、球体の中には、卵型の石が入っている。
この石を立てると、運気が上昇して願い事も叶うと言われているとか。


同じく本堂前にある「勝運の牛」。
大きく開いた口の中には石の玉が入っていて、
この玉を撫でると、勝運がつくと言われているとか。

最初に書いたように、三室戸寺のアジサイについては2度も載せて、
今回は、鯉を描いた「あじさい昇鯉図」を載せようと思ったので、
簡単だが、最後はやはりアジサイの花を載せて終わろう。

ただし、「あじさい昇鯉図」は鉢植えのアジサイで、
アジサイ園のアジサイはまだ見頃には時期が早く、
まとまって咲いていたのは少なかった。





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