桃山御陵から大岩山へ


通常は、京都では、「桃山御陵」と言っているが、
宮内庁の管理地である「桃山陵墓地」である。
明治天皇を葬っている明治天皇のお墓である。

その桃山御陵から伏見桃山城を通って、
大岩山(標高182m)へ登るハイキングをしてきた。
低山なので、山登りとしてはきつくはなかったが、
結局、22000歩以上を歩いたことになった。



非常に広い敷地で、木々が茂る森がどこまでも続いていた。


やっと、正面が行き止まりのような場所へ行き着いた。



この辺りは、中へ入れないように柵があったり、
「参拝道はこちら」と案内があったりした。


奥にこんもりと見えている、明治天皇伏見桃山陵。


伏見の街並みを一望できる。


伏見城石垣に使用されていたと思われる石材だそうだ。


明治天皇陵への途中に桓武天皇柏原陵への案内板があった。
明治天皇陵への参道に比べて少し様子が違う森を行く。


これが、桓武天皇柏原陵。


伏見桃山城へ入ると時間がかかるので今回は入らなかったが、
「桃山城御入口」と書かれた側を通って、大岩山へ向かった。


京都一周トレイルの一部である深草トレイルを歩いた。
大岩山展望台まで970mと書かれている場所だ。


美しくはない手入れの行き届いていない竹林の写真を入れたのは、
歩いて行く道路にまで、剥がれ落ちた竹の皮が目立ったからだ。


竹の子が竹の皮を脱いで、大きく立派に育った青い竹が、
道路にまではみ出して、竹林のあちこちで見られた。


大岩山展望所からのパノラマ写真(こちら)。
天気が良ければ、大阪の「あべのハルカス」も望めるそうだが、
この日は春霞の中では見えず、京都・西山の山並みが見えた。


上のパノラマ写真の左端の方に見えている伏見桃山城を拡大してみた。


展望所からは、このような狭い山道を下った。


展望所から山道を下りた所に、大岩神社がある。


京都の日本画家・堂本印象がデザインして寄進した鳥居。
珍しい石造彫刻の鳥居で、本殿横と参道の2ヵ所にある。


竹が林立する竹林はきれいだ。
下から見上げた林立する竹も美しい。


大岩神社の一の鳥居。
本来はここから始まり、大岩街道から山を登るのが一般的な参詣ルートらしいが、
我々は京都一周トレイルに沿って歩いたので、逆のコースを歩いたことになる。
つまり、大岩山の上の方から「大岩神社」に降りて来る形になった訳である。
ページに書いてきた順番を逆に見ていけば、本来のルートが見えるはずである。



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