お寺ではない猫猫寺


未だにコロナは収束せず、相変わらず旅行へは出かけられないので、
相変わらず近場で話題を探して出かけてみる日常に変わりがない。
そこで見つけたのが、京都市左京区八瀬にある「にゃんにゃん寺」。

「猫猫寺(にゃんにゃん寺)」という名前だが、お寺ではなく、
猫を御本尊とした寺院型テーマパークのようだ。
正式名称は「招喜猫宗(まねきねこしゅう)総本山 猫猫寺」。


寺のイメージで探すと見落としてしまいそうだが、
大きな「猫猫寺」の看板が出ているので大丈夫。


建物は古民家だが、敷地には20台位が停められる駐車場があり、
普通のただの1軒の古民家とは違うなと簡単に想像できる。


庭にも入り口付近にも、そこここに猫が居て、期待が高まる。


入り口を入るとすぐに、大勢の猫たちに迎えられる。
思わず本物の猫かと思ってしまう程のリアルさだった。


本堂に安置されている御本尊の大日如来ならぬ「大日猫来(だいにちにゃらい)」は、
左右に体を動かし、どちらに移動しても、こちらの動きに合わせて目が合っていた。


三種の神器ならぬ三種の猫器(にゃんぎ)も祀られていた。
猫勾玉と肉球鏡と銅剣の三種の猫器(にゃんぎ)だそうだ。


天井画まである部屋全体はこんな様子だが、
その天井画にも猫が一杯居ることが分かる。


襖絵だって、この通り、ネコ、ネコ、ネコ・・・だ。
にゃんにゃんと22匹の招き猫が描かれているとか。


本堂に入る時に、いきなりのお出迎えでびっくりした。
だって、いきなり、にゃ〜んと立っているんですもの。


猫猫寺にはギャラリーもあり、独特の世界観で描かれた絵が飾られている。
これは「ネコノキ」で、何匹か数えられない程の猫が描かれているそうだ。
1匹だけ猫ではない動物が居るそうだが、何の動物かは分からなかった。


地下にはライブ・イベントスペース、カフェスペースもあり、
たくさんの猫に囲まれ猫に見つめられながら楽しめるようだ。


おっと、これは生きている本物の猫。
「なっちゃん」と呼ばれていて、名前は小夏。
「猫猫寺」では、猫が住職を務めていて、
住み込みの住職と通いの住職が居るとか、
見習い中の住職も居るそうだ。

ついでに、トイレの話題も。


ここまで猫の絵で揃えているのも見事だ。


最後は、猫猫寺住職が招く猫猫銀行発行の1億円札で、
気持ち良く終わりましょう。

今年の2022年2月22日には、大変賑わったそうだから、
2222年2月22日はどんな賑わいになることか、楽しみだ。
と言っても、これから200年も生きられないから見届けられない。。



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