戌年に即成院へ初詣



今年の初詣は、戌年ということで東山区の即成院へ行った。


即成院の境内には、後ろの弘法大師像の前に、
犬の石像2体が左右に分かれて鎮座している。

2匹の犬は弘法大師を道案内して高野山へ導いたと言われている。


左の犬は口を開き、右の犬は口を閉じている。

「あ・うん」の像だ。

あ・うんの呼吸で何事もうまくいってほしいものだ。

と、これで終わったのでは余りにもあっさりし過ぎなので、
即成院は泉涌寺の塔頭寺院でもあり、その泉涌寺へも入った。


即成院のすぐ横にある泉涌寺の1つ目の総門をくぐったが、
広い境内の中は、車が行き交う広い道路がどこまでも続き、
余りに広い境内に、途中でもう止めようかと何度思ったか。


2つ目の大門を抜けて、結局、奥の方にある本坊までを歩いた。


中国から渡来した楊貴妃観世音菩薩が安置されている「楊貴妃観音堂」。
撮影禁止で写真は無いが、美しい姿をされた観音様が安置されている。
玄宗皇帝が亡き楊貴妃を偲んで造らせたと伝えられる木像である。


1月1日のこの日は、拝観料が無料だった。
こんなことで、今年の運勢を占うつもりはないが、
500円かからなかった分で宝くじを買ったら、
当たるのは罰だろうか・・・。



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