びわ湖バレイのスイセンの丘


びわ湖バレイでスイセンが見頃だとテレビのニュースで見て、見に行こうと思った。
ところが、その後で満開のスイセンの写真と共に新聞にも出て、まずいと思った。
テレビのニュースでもまずいのに新聞にまで出ると、人々が押しかける。
もっとも、私もその押しかけた1人なのだが…。

案の定、ロープウェイ乗り場は大変な混雑ぶりで、1時間半待ちだと言われた。
普通ならそんなに待ってまで乗りたくはないからあきらめて帰るところだが、
京都から時間をかけて出かけていて、今更取り止める訳にもいかない。
歩いて登ると3時間かかると聞いて、ロープウェイの順番を待つ羽目になった。
何事も並ぶということが好きではなくて、そういう場面は避けて暮らしてきた。
この日は我ながら辛抱強く順番を待って並んだと思う。

このロープウェイは秒速12mで、日本最速のロープウェイだそうだ。
だから、標高1100mの山頂までわずか4分で上がってしまう。
大きなロープウェイで、乗車定員も120名と一度に多人数を運ぶことができる。
2台が動いていて、それでも1時間半待ちだったのだから、どれだけ押しかけたか…。

もっとも、びわ湖バレイは家族連れが遊べる場所で、連休中日の4日だったので、
あのロープウェイの大行列がスイセンを目的の人達ばかりとは限らない。


ところが、ロープウェイを降りて、遠くにスイセンの丘を見てがっかりした。
一部分が確かに黄色く見えてはいるが、これが30万本の水仙とは思えなかった。
何よりも1時間半も並んで待ってやって来たらこんなものかと後悔の気持ちだった。

ちなみに、この写真は、かなり近づいて少し希望を持った時のスイセンの丘。


またまたところが、近づくにつれ、これはすごい!と感嘆ものだった。
丘の斜面が水仙の花で黄色く埋め尽されていて、すごいすごいの連発。


ところで、この季節に水仙?かとも思うが、
標高が高いからまだ咲いているのだろうか。

さて、色も形も実にいろいろな水仙の表情を並べてみよう。



次には、色も形もいろいろな水仙が混在している様子を。



最後は、色も形もいろいろな姿で終わりましょう。


帰る頃には、来て良かった!!と、感想も変わっていた。



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