京都に水族館


孫の”み”の字のことは何度か載せてきたが、
弟が生まれた時に5週間を我が家で滞在して(こちら)気に入ったらしく、
「春休みになったら又泊まりに行きたい」と言ってきた。
近くに住んでいるので、これまでは遊びに来る時はいつも日帰りで、
我が家で泊まるのはお正月だけで、これまで1人で泊まったことはない。
それが、今回は親は一緒でなくて1人だけで泊まりに来ると言う。
1週間は泊まりたいと言っていたが、さすがに親に説得されて1泊に。
こちらで泊まる間はピアノの練習などができないからである。

親が一緒でないと退屈するのではないかと2日間何をして過ごそうかと思案した。
夕食は大好きな回転寿司へ連れて行くことにして、昼間は何をしようか。
水族館へ行きたいと言うので、それは良いと一緒に行くことにした。

京都に水族館があるのは意外かもしれないので、載せておこうと思う。


2年前(2012年)、三方を山にかこまれた京都盆地に、水族館ができた。
京都市には海はないが、市内には鴨川、桂川、宇治川など川の恵みがあり、
山々に降った雨が湧き水になり、小川になり、大きな川となって海へ流れ込む、
という水の繋がりの中で水生生物が暮している生態系を再現展示している。


先ず、入り口を入ってすぐにオオサンショウウオが迎えてくれた。
川でこれだけたくさんのオオサンショウウオを見たら驚く。


左は、まるで壁ができているかと見紛うイワシの大群。
右は、水が揺れていたが空を飛ぶように泳ぐペンギン。


オットセイの授乳タイムか、子供がオッパイを飲んでいた。

薩摩カサゴ

オニダルマオコゼ

これらは、体の色や突起を岩に似せて餌となる生物を待ち構える。

軽石ガニ

体を石に似せて身を隠す。

ミノカサゴ

こんなに美しいのに、「美しい物にはトゲがある」の通り、
背びれや胸びれの棘には毒腺があり、外敵から身を守る。

タスマニア大ガニ

タスマニア島近辺の海域に住むそうだが、
甲幅は60cm、体重は15kgにもなるらしい巨大なカニで、
丁度見ていた時に飼育員が棒で餌を口の先に持って行っていたが、
そんな死んだ魚なんか食べないぞと言わんばかりに食べなかった。


さぁ、これは何でしょう?
ぜ〜んぶ、クラゲです。


イルカの口の中はどんな風になっているのか?
大きな口を開けて、プールを一周してみんなに見せてくれた。


お待ちかねのイルカショーです。
仲良く揃って飛んでみたり・・


ザブーンと飛び込んでみたり・・


でもやはり、最後は空を飛んで終わりましょう。


戻る   目次へ