大國屋鰻兵衛の鰻料理



京都で鰻料理と言えば、以前は「舞坂」へ行っていたが、
今回は、ネットで見つけた錦市場近くの「大國屋鰻兵衛」へ。


「地焼き(炭焼き)うなぎと御竈飯(おくどはん)」が売りのようです。


さぁ、暖簾をくぐって中へ入りましょう。
座席数は全部で12席のこじんまりとした店。


この写真は、6月に行った時に撮った写真だが、この時に、
希望すれば、天然ウナギも食べられると知って、
今回は食べ比べるために天然と養殖の両方を予約した。

注文を聞いてから、1人用の土鍋でご飯を炊き始めるので、
ご飯が炊き上がるのに20〜30分程の時間がかかり、
ご飯が炊き上がった時間に、ちょうど鰻も焼き上がる。

右側の炊きたてご飯の土鍋に左側の鰻が入った器が重ねられて、
更に、蓋がされた状態で運ばれてくる。
左端に伏せられたお茶碗にご飯を入れて、鰻を乗せて、
醤油差しに入っているタレをかけていただく。


左は養殖のウナギ、右は天然のウナギ。
見ただけでは、区別はつかない。
味は、天然の方がしっかりした歯応えだった。
確かに、天然と養殖は違うということは分かったが、
しかし、どちらがどちらかは言われなければ分からない。

養殖ウナギは愛知県三河一色産で、天然ウナギは岡山県児島湾産。
天然ウナギを希望の場合は、予約の段階で注文しないといけない。
たとえ予約をしても、その日に手に入るかどうか分からないので、
天然ウナギを食べられるかどうかは当日にならないと分からない。

値段も、天然ウナギは時価で8500円以上と言われていたが、
この日のウナギは税別で9000円だった。
大きさによって値段が違うのだ。

6月に行った時は土曜日で、夕食も営業していたが、
今回は、土曜日でも営業時間は昼食時のみだった。

養殖の方は、突き出し(ちりめん山椒とウナギの佃煮と漬物)と
お吸い物が付いて6000円(税別)だが、
天然の方は、昼食で9000円というのは、高い気もする。
しかし、天然ウナギを食べる機会はなく、話題性もあり、
こうして「Mizuの部屋」の話題にしたので、良しとしよう。


最後は、土鍋の底で焦げたご飯は(お焦げご飯が懐かしい!)、
ご飯の上に鰻の佃煮を乗せて、お茶漬けにしてもらえる。
ところが、お茶漬けの写真は撮り忘れた。
養殖ウナギと天然ウナギを食べ比べる写真!写真!と思っていて、
食事の写真はいつも撮り忘れるのに、両方の写真を撮って安心して、
鰻の佃煮の乗ったお茶漬けの写真はやっぱり撮り忘れてしまった。。


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