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EU−2 オーストリア継承戦争  投稿者:
坂田 道義 投稿日:2010/01/30(Sat) 23:24 No.332 | 
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お正月は、私のような、粗大ゴミで“濡れ落ち葉”の身の者にとって、悲惨な日々です。 そこで、「そうだ!宝塚大劇場へ観に行こう!」と一大決心。新大阪へ。それから、福知山線、新三田行きの電車に乗り換え、宝塚で下車しました。 途中の阪急デパートでは、タカラジェンヌとおぼしき、美しい和服の女性の買い物姿もあり、正月気分に満ちていました。
  宝塚新春公演は、“ハプスブルクの宝剣”。欧州に長い戦乱をもたらした、18世紀の、“オーストリア継承戦争”を題材にしたもので、少女漫画“リボンの騎士”にも描かれています。
  神聖ローマ帝国皇帝カール6世は、王子がなく、娘、マリア・テレジアにハプスブルク家のオーストリアを継がせようとしますが、王女の王位継承を認めない欧州各国の干渉を受けます。 そして、父王、カール6世の崩御に乗じ、プロイセン国王、フリードリヒ2世が攻め込んできます。 和議を勧める老臣達に、マリア・テレジアは、“領土を一部でも割譲すれば、列強諸国は、更に割譲を求めるだろう”と言い、自らハンガリーの応援を求め、帝国を守り抜きます。
  舞台は、この史実に、愛と恋の彩りを添え、華麗に劇化したものですが、軍事力と、策謀に翻弄されながらも、祖国を守る姿は、今の日本にも必要なものでしょう。
  ところで、私の隣席の人、白と黒に染め分けた長い髪で、顔と頭と頚と肩を覆った、年齢性別不詳の人で、観劇中と、休憩時間とでは、服を着替えるのです。 まるで、シマウマと一緒にいるようで、不気味でした。
 
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Re: EU−2 オーストリア継承...  
Mizu - 2010/01/31(Sun) 15:08 No.333 |       | 
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