阿弥陀寺を彩る秋海棠
阿弥陀寺とは、京都・大原の北側に位置する古知谷(こちだに)にある浄土宗の寺院。
大原の名所である三千院から北へ少し足を伸ばした人里離れた山深い場所にあり、
そこに咲いていた秋海棠(しゅうかいどう)の花を主な話題にして進めたいと思う。
「古知谷阿弥陀寺」の山門は、中国風の鐘楼門で、
ここから本堂までの参道は歩いて20分程もかかる。
緩やかな坂道の両脇は、楓と杉の木に囲まれ、
20分の間、森の空気を吸いながら参道を歩く。
そうして先ずは本堂でお参りしてから、秋海棠の花を楽しんだ。
先ずは、花が咲いている全体の様子から。
2枚目の左上に見えているお地蔵様も、
3枚目のお地蔵様を大きくした写真も、
秋海棠とお地蔵さまとどちらが主役で、
どちらが引き立て役やら・・・。
少し範囲を小さくして、少し花を大きく。
ここまで大きくすると、もっとよく見えるでしょうか。
いえいえ、もっと、ここまで大きくしました。
題名を「阿弥陀寺を彩る秋海棠」として、
秋海棠の花を主な話題に、と書いたので、
秋海棠の色々な表情を載せてみた。
奥にある岩屋は、この寺で修行していた僧侶達により掘られたもので、
岩屋中央に置かれている石廟は、信者によって収められたものだとか。
阿弥陀寺を開基した弾誓上人が「ミイラ仏」として安置されている。
本堂内も写真撮影禁止とは書かれてなくて、少しだけ写真を撮った。
帰り道では、いろいろな石仏に目をやりながら、
同じ緩やかな坂道を20分かけて歩いて下りた。
戻る
目次へ