猛暑の日の植物園
結果的には翌日に「梅雨明けしたと思われる」と発表された前日だったが、
その後いきなり猛暑の日が続くことになる幕開けとなった暑い日だった。
「植物園のユニークな植物たち」とするには、それ程ユニークな植物も探せなくて、
ユニークな植物を撮れなかったのを暑さのせいにして、カメラの中を探してみよう。
これはまた派手な、ゴシキトウガラシ(五色唐辛子)。
色もまちまちなら、形もいろいろ。
しかし、ゴシキトウガラシの花は可愛い。
布のようだと思ったら、その名もフランネルフラワー。
名前が書かれてなかった。ネコノヒゲ・チャイナブルー?
古代ハスの一種である「舞妃蓮」という名前のハスの花。
薄いクリーム色地に花弁の先には薄い紅色のぼかしが入る。
ハスが目的ではなく午後から出かけたので、花は閉じていた。
ウバユリ。これはまだ開く前の蕾だろうか。
タイサンボクは大きな花が見事で、これは遠目に蕾かと思ったが、
近寄ってみると、どうも花が終わった後の実のようだ。
葉っぱの真ん中から花が咲くハナイカダは何度見てもおもしろくて、
「植物園のユニークな植物たち(その2)」(こちら)で花を載せ、
「植物園で咲いたアオノリュウゼツラン」(こちら)で青い実を載せたが、
この日は、その青い実がすでに黒くなっていた。
そして、黒い実の上に何やら白い花が?と見ている間に、
その白い花?が動き始めた。風に吹かれたのではない。
???
どうやら、アリが何かを運んでいたようだ。
左は「バクチノキ」。 右は「ナナメノキ」。
バクチノキは、樹皮のはがれる様子を博打に負けて身ぐるみ剥がされ
赤裸にされることに例えたとか。 なるほど、よく分かる。
しかし、ナナメノキは斜めではなく真っ直ぐ伸びているのに、何故だ?
名札が斜めにかかっていれば、ユーモアかと思うのだが…。
どうも、本来は「ナナミノキ」で別名「ナナメノキ」と言うようだ。
たくさん実が生る「七実の木」だとか。なるほど。
何で斜めなんだ?と考えて夜も眠れなくなるところだった。
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