生駒山のケーブルカー
近鉄生駒駅を降りて約80m、徒歩5分で
ケーブルカーのりば「鳥居前駅」に着く。
鳥居前駅から生駒山上駅までは、ケーブルカーで上がる。
そのケーブルカーが実にユニークで、何ともおもしろい。
「ブル」という名前のケーブルカー。
前からと後ろから撮った。
「ミケ」という名前のケーブルカー。
すれ違ったのを撮った。
「ブル」と「ミケ」は、鳥居前駅と宝山寺駅の間を走り、
「宝山寺駅」で別のケーブルカーに乗り換える。
宝山寺駅から生駒山上駅まではメルヘンチックなケーブルカー。
これは、「スイート」という名前のケーブルカー。
前と後ろでは、デザインが違っていることが分る。
「ドレミ」という名前のケーブルカー。
リスの姿の違いで、デザインが違うことが分る。
これらは、すれ違う時のための複線になっているが、
下の写真「ミケ」は、複線を行っているのが分かる。
「ブル」と「ミケ」が行く鳥居前駅と宝山寺駅間は、
ケーブルカーには珍しい複線になっている。
このように、わんにゃんスタイルのケーブルカーで、
犬と猫の個性的ケーブルが行き来しているのは楽しい。
「生駒山上駅」に到着です。
生駒山上駅に着くと、そこは生駒山上遊園地。
遊園地ですから、派手な遊具もあります。
でも、これは遊具を見ていただくのではなく、
後ろの眼下に広がる生駒の街並みを眺める。
生駒山には、関西地方のテレビ局のアンテナが3本も見えていた。
大阪府と奈良県にある各テレビ局の送信所と中継局が設置されている。
ところで、ケーブルカーで上がった生駒山上には遊園地があるのに、
我々は別に孫を連れて遊びに行った訳ではありません。
年寄り2人で何をしに行ったのやら…。
そこで、生駒山上駅から下りる途中、せっかくなので宝山寺へ参拝した。
宝山寺は、驚いたことに、背後に巨大な崖がそびえていて、
溶岩が噴き出したところだそうで、般若窟と呼ばれるとか。
般若窟には弥勒菩薩像が安置されていて、山中の寺院ならでは。
階段を降りた先の眼下には生駒の街並みが見えている。
・・と、宝山寺の話題を書いたところで(宝山寺へ寄って良かった)、
年寄り2人で遊園地などへ行った言い訳になったでしょうか。
いえいえ、本当のところ、解ってしまったでしょうか…
そうです、あのケーブルカーに乗りに行ったのです、わざわざ。
戻る
目次へ