竹林公園と竹なべ会席
京都の洛西は竹やタケノコの産地として有名である。
この時期、この地域の大変よく手入れされた竹林には、
タケノコを掘らずに残している竹の子が天に向かって伸びている。
ここには、洛西ニュータウンの宅地開発による竹林の伐採が行われ、
残る竹林を積極的に保存しようとの目的で作られた竹林公園がある。
竹林公園の入り口
公園の中の散策路
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公園の外の“竹の径(みち)”
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竹林公園の中を散策しながら110種類もの竹を見ることができる。
下はその中でもひときわ目を引いて自己主張していた珍しい竹たち。
キッコウチク(亀甲竹)
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キンメイモウソウ(金明孟宗)
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コクチク(黒竹)
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亀甲竹は、写真のように途中までは亀の甲のようだが、
上の方は普通の竹のように真っ直ぐに伸びている。
下は亀甲竹の竹の子の皮と竹を割った中の様子。
さて、竹づくしの最後はやはりタケノコ料理でしょう。
筍亭(こちら)の竹なべ会席は、竹を鍋代わりに使う。
竹の鍋に火を点けて燃やすと、竹の両端から白い汁が出てくる。
竹鍋の両端の下には竹のコップを置いてこの汁を受ける。
これは竹瀝(ちくれき)と言うそうで、咳やのどに良いそうだ。
あ、竹鍋の中には豆腐が入っていて、料理は湯豆腐です。
その他はタケノコ料理であることはもちろんです。
が、「乙訓のタケノコ」(ここ)で書いた
長岡天神・錦水亭のようにタケノコづくしではありません。
竹林公園へはこちらをどうぞ。
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