張家界・武陵源景区・黄石寨景区と金鞭渓景区
武陵源景区は広くて、入場券は高価で、2日間有効なので、
翌日もう1日今度は黄石寨景区と金鞭渓景区を散策した。
車を降りた場所からまたまた飛び込んできたこのような光景に、
ケーブルカーで上がった標高1082mの山頂に整備されている
1.6kmの環状遊覧道路を歩くこの日も期待が膨らんだ。
前日、袁家界景区と天子山自然保護区へ入った時に親指の指紋を取られていた。
ICカード式の入場券にはその親指の指紋の情報が入っているので、
この日は入場券が自分の物である証拠に親指の指紋が一致するかチェックされた。
信じられない風景も2日目となるとさすがに信じられるようになった。
前日もこの日もお天気が良くて、雨でなかったことを喜ばなければいけないのに、
このような光景には雲がかかっていてほしいと願うのはぜいたくと言うものだろう。
中国でのこのような雲や霧がかかった墨絵の世界を絵で見ていただけの頃は、
あんな世界があるはずはない、あれは中国らしく大げさに描いているのだろう、
と思っていたのに、本当にこんな世界があったことには驚いた。
かなりの距離を歩き回った後だが、帰りは頑張って歩いて下りた。
中には孤高よろしく凛として1つだけで突っ立っている岩あり、
近づけば迫力満点の岩肌を見せつけている岩あり・・で飽きることがない。
下りたところで、疲れた2人はそのままタクシーでホテルへ帰った。
まだ歩けると元気が残っていた4人でその後も散策を続けたが、
この後からは川に沿っての平地での歩きなので楽だった。
時間的に全行程は歩けなかったので、途中から引き返してきた。
ケーブルカーで頂上まで上がったのは、タクシーを降りた場所から少し歩いてからだったが、
帰りは、歩いて下りてきて川沿いの平地を散策してからタクシー乗り場まで歩いた。
最後の2枚は、前ばかり見て歩いていて行きには気が付かなかったが、
こんな風景があったのだと帰りに気が付いて得をした気分になった。
前を向いて歩くことは良いことだが、後ろを振り向いても良いことがある。
と、後ろ向きに終わりです。(^^;)
鳳凰古城と王村へ続く
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