恵心院で咲くスイセン


スイセンの花は、これまで、以下のページで書いてきた。
「淡路島で冬に咲く花たち」(2015.2.9)(こちら
「びわ湖バレイのスイセンの丘」(2018.5.4)(こちら
これらのスイセンの花のように、たくさんで豪華ではないが、
「花の寺」と言われる恵心院でもスイセンが咲き誇っていた。

ちなみに、花の寺と言われる所以は、季節毎にいろいろな花が咲くから。


恵心院への分かり易い石碑が建っていた。
恵心院は宇治川にかかる朝霧橋の近くのお寺。


山門へ続く参道の両側にもスイセンの花が咲いていた。


参道の先に見えていたのは、弘法大師の石像。
恵心院は弘法大師空海によって開かれたとか。
寺の名前は恵心僧都源信により再興されたから。


山門の前には「恵心僧都説法の遺場」の石碑がある。
源氏物語」の宇治十帖の中で浮舟を助けたモデルだと伝わる
恵心僧都・源信によって、説法道場として再興されたから。


境内では、スイセンの花が庭いっぱいに咲いていた。


本堂の前にはいろいろな木が植わっていたが、
遠くからでも「恵心院」の扁額が見えている。


一口にスイセンと言っても、いろいろな表情をしている。

さて、スイセン以外の花も少し入れておこう。


白いアセビと赤いアセビ。


蘇秦ロウバイ(上)と満月ロウバイ(下)。


スイセンの中に何の花だろうと思ったら、
これから咲こうとしているミツマタだった。

ところで、恵心院は宇治川にかかる朝霧橋の近くのお寺、と書いたが、
何とも心地よい響きの名前である「朝霧橋」を渡って帰りましょう。





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