岩船寺と浄瑠璃寺


今回は、岩船寺と浄瑠璃寺という歴史ある古いお寺を訪ねた。
岩船寺の創立は天平元年(729年)だそうだ。

岩船寺は、京都府木津川市加茂町にあるが、奈良県との境になる。
我が家からはちょっと遠いが、四季折々に花が咲き誇っていて、
この時期は、アジサイの花が新緑の境内を染めていると聞いた。
都合からこの日になったが、アジサイの見頃にはやはり少し早かった。


門の外からも、境内のアジサイの花が見渡せる。
が、やはり、鮮やかな色彩という程ではない。


それでも、それなりに、いろいろなアジサイの花を楽しめた。


重要文化財の三重塔も手前にアジサイを置いて眺める。


その三重塔に近づいて見た。
塔の下には何やら賑やかな景色。


パラソルやらアジサイの鉢が彩っていた。


阿字池を囲むように咲いているアジサイを見ながら池を一周した。
この池は、梵字の阿に似ているところから阿字池と言うのだとか。


阿字池より本堂を望む。
本堂の中には、阿弥陀如来坐像や四天王立像や普賢菩薩騎象像に、
十一面観音像、薬師如来像、不動明王像、等々の重要文化財があり、
写真撮影は禁止されていて写真はないが、いろいろお詣りできた。


十三重石塔も石室不動明王立像もアジサイの花に囲まれていた。

さて、次は、浄瑠璃寺へも寄ってみた。
浄瑠璃寺は8世紀に創設されたと考えられているが正確な日時は不明とか。
最初の本堂は1047年に建てられたそうだ。

浄瑠璃寺も、京都の最南端、奈良との府県境に位置している。


参道を歩いて山門から本堂までの雰囲気を楽しんだ。


浄瑠璃寺でも、国宝の三重塔が目を引いた。


三重塔を望む池の様子も岩船寺と似ている。


浄瑠璃寺のことは九体寺とも言うが、それは、
9体の阿弥陀仏とそれを安置する堂を建立したから。
その九体阿弥陀堂を極楽浄土を表す宝池から望む。


最後はやはり、浄瑠璃寺でも咲いていたアジサイの花で終わりです。


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