水生植物公園と烏丸半島ハス群生地



水生植物公園に隣接する琵琶湖のハスの群生地は、
日本でも最大の規模だそうで、見渡す限りのハスは見事だった。

ハスの花は早朝から開き始め、お昼頃には花を閉じてしまうので、
花を見に行く人は午前中に行っていて午後には人影もまばらになる。
そのお昼過ぎに撮ったパノラマ写真で花は閉じてしまっているし、
猛暑の中では時間をかけて何度も撮ることもできずパノラマの出来具合も悪いが、
どんな広さで群生しているかを見ていただきたく、以下をクリックして下さい。

パノラマ写真はこちらです。


そんなに朝早くからはなかなか出かけられないが、
頑張って9時過ぎ頃には着いて、一番にハスの所へ行った。
緑の葉の中からハスの花のピンク色がたくさん見えた時には、
おぉ、咲いている!と感嘆の声をあげた。


今年の猛暑はこれまでになく厳しいものがあるが、
強い太陽の光を浴びて輝くハスの花は美しい。


琵琶湖の端の方にはヨシが茂っているが、
そんな隅っこにまでハスは群生していて、
健気にピンク色の花を咲かせていた。


湖面に映るハスの葉もその葉に落ちた一片の花びらもなかなか趣があるが、
こんなにたくさんの花びらが落ちた姿は花の命が終わったことを思い、
一抹の寂しさを感じずにはいられない。

寂しく終わってはいけないので、水生植物公園のスイレンの花を少し入れよう。





これはガガブタ。
葉はスイレンに似ている。
ミツガシワ科ということで納得。
一面に毛が生えたような花は京都・深泥池で見たミツガシワの花と似ている。

が、これで最後ではなく、最後はハスの花の比較です。


ハスの花は午前中に見に行かなければならない証拠がこれ。
左は、9時41分撮影。
右は、12時29分撮影。
花の並び方と蕾のつき方で同じハスの花を撮ったことが分かるが、
3時間経ってこの通り、開いていた花はすでに閉じている。

朝寝坊していると美しいハスの花を見ることはできません。
早起きして見に行きましょう。



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