日本へそ公園


この日本にへそ公園というのがあるのをご存知だろうか。
あるんです。
そして、単線で無人駅ではあるものの「へそ公園駅」もあります。


はい、れっきとしたJRの駅です。
我々は車で行ったが、写真を撮るためにわざわざこの駅にも立ち寄った。


では、何故こんな変わった名前なのかには意味があります。
へそは体の中心にありますよね。
そう、日本の真ん中にある公園という意味です。
日本の真ん中といえば、東経135度、北緯35度の交差点。
ちなみに、海抜は63mだそうです。

この地がその経緯度交差点だという標識とへそ石です。
へそ石の中心に小石が置かれていて、まるででべそのようだった。


これは、建設省国土地理院の前身である陸軍参謀本部陸地測量部によって
大正10年に計測されたものだとの説明があった。
ところが、少し離れた場所には別のモニュメントがある。
このモニュメントの中心が「平成のへそ」と呼ばれている。
人工衛星を使ったGPS測量による東経135度北緯35度の交差点。
国土地理院の協力を得て1990年に測量された場所だそうだ。


これは遊び心で、“日本の中心で愛をさけぶ”ためかどうか?
カ〜カ〜と、今まさにへそに近づかんとしているカラス。



さて、へそにこだわって、これもへそ?
日本へそ公園の中にある経緯度地球科学館「テラ・ドーム」。
科学館なのでいろんな展示があるが、このへその中は、
星空を見られるプラネタリウムになっている。
天体望遠鏡では太陽の黒点を見せてもらったが、
太陽の黒点も太陽のへそに見えてしまった。(^^;)





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