桂浜園地の彼岸花



秋の彼岸の頃(9月中旬)に咲くヒガンバナ。
今年は咲くのが遅かったか、滋賀県が遅かったか、
ネットで見頃を調べながら、見に行ったのは9月下旬になった。

滋賀県高島市今津町の琵琶湖畔にある桂浜園地へ見に行った。
琵琶湖沿いに彼岸花が咲く群生地で、琵琶湖を背景に彼岸花が撮れる、
というのを期待して、滋賀県へまで見に行ったのである。


琵琶湖に沿って歩いて行く途中で、ヒガンバナが見えてきた。
しかし、この程度ではないだろうにと思いながら歩いた。
やはり、期待通りに、最初の花のように群生していた。


あちらこちらで、たくさんのヒガンバナが咲いていて見事だった。
あ、あそこの集団は大きい!と、急いでそちらの方向へ歩き、
あ、あちらの集団はもっと大きい!と、そちらへ歩いて行った。


ヒガンバナばっかりに目が行き、ヒガンバナばっかりを撮っていたが、
そうだ、琵琶湖を背景に撮るのだった・・と思い出して(^^;)撮った。

ヒガンバナの中に脚立を置いているのが邪魔だなぁと思っていたら、
着物を着たモデルさんを撮っていた(右端辺りに唐笠が見えている)。


花弁とがくが合計6枚、雄しべが6本、雌しべが1本の
たくさんの花が集まっているので、賑やかに見える。


赤いヒガンバナの中で、白いヒガンバナが自己主張していた。


ヒガンバナに陽が当たらず暗く写っているのに載せたのは、
ヒガンバナではなく雲を見てほしいからである。


この日の空には、いわし雲(うろこ雲)が出ていて、
地上のヒガンバナと空のいわし雲両方に目を奪われた。

いわし雲で終わったけど、決して雲が主たる目的ではありません。


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