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紅葉の季節には、特に最近は、嵐山界隈は観光客で混雑が激しく、 紅葉の名所は避けなければならないが、紅葉がきれいということは、 新緑の「青もみじ」もきれいだということで、青もみじも見事だった。 天龍寺の塔頭寺院である宝厳院の「獅子吼の庭」を見に行ってきた。 「獅子吼の庭」というのは、嵐山を取り入れた借景回遊式庭園で、 「獅子吼(ししく)」とは、「仏が説法する」という意味だそうだ。 庭園内にはいろいろな形をした巨岩があちこちに配置されていて、 上の岩は、右を向く獅子に見えることから「獅子岩」と名前が付いている。 が、今の時期は、獅子の背中や顔の輪郭一面に苔が生えていて、 写真では、獅子には見えないかもしれないが。 |