亥年の寺社巡り(イノシシがいっぱい)
今年は亥年ということで、イノシシにゆかりの神社とお寺へ行ってみた。
先ずは、京都御苑(京都御所)の西で烏丸通りに面した護王神社へ。
拝殿に飾られたイノシシの大絵馬。
狛犬ならぬ雌雄一対の狛猪を一緒に撮ろうとしても、
途切れることのない人波に、左と右を別々に撮った。
一番上の写真は、何度かこの場へ戻って来ては、
写真の中に人を入れないでやっと撮れた1枚。
順番が前後するが、これは、表門の狛猪。
護王神社は、平安京の都造りを推し進めた和気清麻呂と姉の広虫を祭神とする神社で、
狛犬の代わりに猪像があるのは、清麻呂を猪が守護したという故事にちなむ、とか。
和気清麻呂公像。
境内のあちこちに居る「イノシシ」の周りでは、
人を入れないで写真を撮るのが難しい位なのに、
「和気清麻呂」には気付かない人が多いようだ。
手を洗い清める手水舎で水を吐いているのも竜ではなくイノシシだ。
このイノシシの鼻を撫でると幸せになると言われている「幸運の霊猪」。
こちらは、何とも愛嬌のあるイノシシだ。
境内のあちこちでイノシシが見られる。
建物の飾り金具にもイノシシが居る。
上にも両側にもイノシシばかりだが、
手前真ん中の彫刻は「飛翔親子猪」。
祈願殿を建設する時にこの地に生えていた樹齢300年の桂の木を伐採して、
その桂の木の根株を使い翼の生えた神猪が子猪を守る姿を表現しているとか。
神代杉の「なで猪」。
「願かけ猪」と「座立亥串」。
本殿前に立つ招魂樹(おがたまのき)の根本には、願かけ猪の石像があり、
その周りに座立亥串(くらたていぐし)という願かけの串を刺し立てる。
「足萎難儀回復の碑」。
ここには、足腰の病気やけがの回復を願って多くの人が祈願に来る。
足形の石の上に乗って、私もいつまでも足腰が丈夫であるよう祈った。
と、話題が移ったので、イノシシはもう終わりだと思われたでしょうか。
いえいえ、まだまだイノシシはいっぱい居ました。
屋根の上にもイノシシが。
休憩所にあるイノシシのコレクション。
あまりにたくさんの数で載せきれない。
はく製のイノシシは迫力満点だった。
絵馬は、やっぱりイノシシの絵だった。
絵だけでなく、イノシシの形の絵馬も。
さて、あまりにもたくさんのイノシシを入れてしまったので、
この辺りで終わらないとページが終わらなくなってしまうが、
「亥年の寺社巡り」の題名では、巡らなくては終われない。
そこで、次は、建仁寺塔頭の禅居庵へ。
ここの手水舎もやはりイノシシだ。
この辺で終わりたいが、まだまだあるのだ。
大きなイノシシの足元を拡大すると、たくさんのイノシシが。
ここの絵馬もやはりイノシシだった。
最後は、案内板に紙を止めてあったのもよく見るとイノシシだった。
と思ったが、まだ最後ではなく、最後は本物のイノシシで終わろう。
最初に戻って、譲王神社に居たイノシシ。
しかも、珍しい白いイノシシまで居た。
檻の中で、猪突猛進とはいかないようだが…。
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