岩倉川に沿って


新型コロナウィルスの感染拡大は止まらず、ついに2年目となった。
3度目の緊急事態宣言も2度延長されて、6月20日まで。
幸いに、ワクチン接種は順調に2回目の接種も終わったのだが、
全体的にはまだまだで、自分達のワクチン接種が終わったからと言って、
全体的にまだまだの状況で、すぐに旅行に出るのはさすがに憚られる。

ということで、やはり、自宅から歩いて行ける場所への散歩のみ。
早くあちこちの地方へ出かけて「ネタ旅紀行」を書きたいものだが、
住んでいる地元をいろいろ知ることができたのは収穫であった。


「秋桜」と書くコスモスが、5月下旬のこの日に、もう咲いていた。
岩倉川は小さな小川という感じの川だが、撮り方では大きくも見える。


見落としてしまいそうな、役行者堂。
十王橋の西詰北側に小さな祠があり、
中には役行者像が祀られている。


この岩倉川沿いには、あちこちにお地蔵さんがある。
これは、地図に書かれた名前では「岩倉西河原地蔵尊」。


岩倉川沿いに北上すると、再び橋が架かり、
その橋を渡った所にあるのが山住神社である。

拝殿の先、山住神社には本殿がない。
背後の神南備山と、そこに鎮座する巨石を、
神々が降臨する「磐座(いわくら)」として崇められてきて、
「岩倉」の地名は、この磐座に由来すると言われているとか。


「西河原町地蔵尊厨子」。


畑や田んぼの残っている風景の中を歩いて行く。


「岩倉中央町延命地蔵菩薩」。


アオサギの姿には、つい撮りたくなる。


住宅街の中にある元八幡宮。


「目無地蔵尊」。
石仏は風化して、目鼻立ちが見えなくなっている。


岩倉といえば、岩倉具視幽棲旧宅も入れよう。
ここは表門。 近いこともあり何度か訪ねたことがあり、
以前に載せたと思ったのだが、載せなかったのか探せない。


表門の東側にあるこちらの通用門からの入場となるが、
現在は新型コロナのため、事前予約が必要なようだ。


上の目無地蔵の先を西へ進んだ突き当りにあるのが実相院。
ここも何度か訪ねて以前に載せたのは(こちら)。

いつもなら、バスやタクシーや人で混雑している門前だが、
コロナ禍の今は、訪れる人も少なく閑散としていた。


普通は、実相院へお詣りして終わりだが、この日は、
すぐ横の坂道を登って石座(いわくら)神社へも。


三面石仏。
この付近以外ではあまり見かけない三面石仏。


向かって左側面には地蔵立像。
向かって右側面には十一面観音。

3面は見えたが、後ろ面は?との疑問を残して…。



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