イベント終了の日夫が今年の3月末で定年退職するので、これまで主催してきた会の中で私も関係してきた2つのイベントがいよいよ最後の日を迎えた。 最後の新年会 関係者には分かる程度に調整しました。 恒例の我が家で行われた新年会。 例年30人程になるが、今年は最後ということで50人近くも集まった。 西は福岡、東は宇都宮からホテルを予約して泊りがけの人も。 思い起こせば、新年会を始めた新婚の頃は狭いアパートに入りきらなくて、 年長組・年少組(^^;)と2日に分けて来てもらったこともあった。 我が家の幼い子供達がチョロチョロとまとわりつくのを一緒に遊んでもらった。 それが今では若い人達が自分の子供を連れてやってきて、 今年は小さな子供たち7人が集まり興奮して走り回っていた。 かつては上司の人が正月2日に、その次の上司の人が成人の日に新年会をしていた。 次は我が家の番だが、1月末から2月は上司も若者も一番忙しくて大変な時期で、 もう新年会どころではなく、次の我が家への招待は3月になってしまっていた。 ところが、これが我が家にはなんとも都合が良かった。 3月に入るとみんな帰省したり旅行へ行ったりして、京都に居ない人が多くて、 その時京都に居て来られる人だけが来ればよいという形になっていた。 アパートを脱出して一戸建の家へと転居しても、ささやかな一戸建てで、 正直なところ、全員に出席されては狭い家に入りきらないからだ。(^^;) 子供達が小学生の頃だっただろうか、こんなことがあった。 新年会の翌日、子供が5000円札を出して「もらった」と言う。 びっくりして一体誰からもらったのか?と問いただして驚いてしまった。 その頃子供達は器用に何でも自分で工夫して作っては遊んでいたものだが、 子供達が厚紙で作った将棋板と駒で将棋をして遊んでいるのを見たK氏が 「お父さんとお母さんには内緒だよ。これで本物の将棋盤を買いなさい。」 と言って5000円もの大金を出したらしい。彼は酔っ払っていたのだろう。 子供達がそんなことを親に内緒にできるはずはないだろうに。 お金を返そうとしたが、「子供へ一度出した物を引っ込める訳にはいかない」 とか何とか言われて、結局ありがたくいただいてしまった。 そのお金で買った将棋盤は今でも我が家にある。 また、こんなこともあった。 我が家からの帰り道で、道路に置いてある店の看板を蹴飛ばした人が居た。 酔っ払ってやった行為で、看板を壊してしまったので警察へ連れて行かれた。 上司の人が身元引受人になって警察へ引き取りに行ったそうだ。 彼についてはいろいろおもしろい話がある。 新婚の頃、酔っ払ってやって来ては夜中に何度もアパートのドアを叩かれた。 眠っていた夫は起きだして、飲み足りない彼の相手をした。 分別くさくなった後日、若き日のこの行為をひどく恐縮していた。 そんな彼も後には会社で出世して大変偉くなった。 機会ある毎に我々夫婦を何度も料亭に招待してご馳走してくれた。 さて、最後の新年会となる今年、ちょっと調子を出しすぎた人がいた。 調子に乗って飲みすぎて、酔っ払って、胃の中の物が逆流した。 フローリングのリビングで、絨毯を敷いてある部分にもかかった。 翌日小さくなって夫のところへ謝りに来たそうだ。 彼も将来偉くなってくれるかなぁ・・。 偉くなってほしいものだ。(^^;) 最後の新年会なので、料理の写真も記念に残そう。 最初の頃はほとんどの料理を手作りしていたが、 年をとるにつれ、人数も増えるにつれて、 次第に買った物を加えるようになった。 大量の料理は前日から作り始めるので、 冷めてもよい物となると種類は限られてくる。 記念に料理のメニューも残しておこう。
宴の後で洗ったたくさんの食器類。 新年会が始まる前のきれいな台所も、 宴の後の台所の凄まじさは目も当てられない。 これをどうやって片付けられるかと不安になるが、 根気よく少しずつ洗っていくと、あら不思議、 いつの間にか少しずつ片付いていく。 写真ではそんなにたくさんにも見えないので、 そうだ、洗った食器類の数も記念に残そう。
アルバムにも写真を置いてあります。 次に最後のテニス大会へ |