雪の金閣寺



地球温暖化の影響で雪が降ることが少なくなり、
京都では雪景色を見られるのは珍しくなった。
2日続きで夜の間に雪が降った1日目は朝早い内にすぐ融けてしまったが、
2日目に雪の金閣寺を見たくて雪が残っていることを期待して出かけてみた。
金閣寺の門に入る前入った後の参道のこの雪景色に期待が膨らむ。


おぉー、やっぱり、期待以上の美しさだ!!
何度も見たことのある金閣寺だが、思わず感嘆の声を上げてしまった。
金閣寺の屋根には白い雪が残っていて、金色とのコントラストはやはり美しかった。


上から垂れ下がっている枝はまるで桜の花のように見えるが、
もちろん桜ではなく、雪の花が咲いているのである。


お釈迦様のお骨をまつった舎利殿「金閣」が有名なために金閣寺と言うが、
正式には「鹿苑寺」というその舎利殿の横から後ろへと回ってみよう。


屋根の上にはめでたい鳥と言われている鳳凰が光り輝いている。


こんな角度からの金閣寺はどうだろうか。


もう一度、池の周りの雪景色に話題を戻しましょう。

池の周りの雪景色に話題を戻したのには意味があります。
美しい雪の金閣寺の話題にもMizuの部屋らしい終わり方をしなければなりません。


この日は京都では珍しい雪景色が見られた日で、
写真を撮りに金閣寺へ来た人も多かったようで、
金閣寺周辺から始まるあまりにもたくさんの人に驚いた。
雪の金閣寺をきれいに撮れる角度のスポット周辺では、
何重にも重なった人の列の後ろから前に出られるのを根気良く待った。

団体客を引き連れた数人のガイドさんが説明をしていた。
団体客が引き上げれば人の数は減ってかなり空いてくる。
団体客は、たまたま雪の金閣寺を見られて幸運を喜んだことでしょう。

何重にも重なった人の群れ、はい、話題にさせてもらいました。


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