高山寺の金堂


高山寺は、お寺としては「こうさんじ」と言うが、
世界文化遺産としては「こうざんじ」と登録されて、
お寺側の説明では、どちらでも良いということだった。

2018年の台風で大きな被害を受けて、
クラウドファンディングで助けてもらったお礼にと、
今回初めて、金堂の本尊釈迦如来像が一般公開された。

金堂内では写真撮影はできないので写真はないが、
金堂の写真は撮ったので、後半部分で載せる。


高山寺は、栂尾(とがのお)の山中にあるため、
バスを降りたバス停の関係から、裏参道から上り、
帰りは表参道を通って下りてきた。


石水院は、明恵上人が後鳥羽上皇より学問所として賜った建物で、
鎌倉時代の住宅建築の傑作と言われ、国宝に指定されている。


その石水院では、明恵上人が敬愛した善財童子像が
如何にも可愛い感じで置かれていて、印象深い。

周りの木々の紅葉がきれいに見えているので、庭の様子も。


真っ赤な紅葉には少し早かったか。


しかし、真っ赤な紅葉もあったことをここで入れておこう。
石水院を出て、金堂へ向かう山道の途中での真っ赤な紅葉。


高山寺は、鳥獣人物戯画を所蔵していることでも有名なので、
鳥獣人物戯画の写真も入れたいところだが、これはレプリカ。
本物の保管は東京国立博物館と京都国立博物館がしているようだ。


金堂へは、このような木立の中を歩いて上がる。


やはり、紅葉の季節には真っ赤な紅葉を入れておきたい。


山の中の木立の中にある金堂。


金堂の中の本尊 釈迦如来坐像。
金堂内では写真を撮れないので、
表参道の入口にあった看板から。


金堂の近くに、お釈迦様の仏足石があった。
お釈迦様の足跡を型取り、礼拝の対象とした。


高山寺は、日本で初めて茶が作られた場所として知られ、
「日本最古之茶園」の碑が立っている現在の茶園では、
5月中旬に茶摘みも行われるそうだ。


最初に書いたが、裏参道から上がったので、
表参道へ下りてきて、終わりです。


戻る   目次へ