熊野古道・大日越え

熊野古道とは、昔の人々が熊野三山へお参りするために通った道のこと。
熊野三山とは、@熊野本宮大社A熊野速玉大社B熊野那智大社のこと。

==湯の峰温泉から大日越えで本宮大社まで==

熊野古道の全行程の中ではほんのわずかな距離だが、
夏の真っ盛りの小雨の中という悪条件で熊野古道を歩いてきた。
8月19日は湯の峰温泉から本宮大社まで。20日は大門坂を歩いた。
そこで先ずは、確かに大日越えで本宮大社まで歩いた証拠写真から。


湯の峰温泉から本宮大社までは番号は逆に「3」から始まる。
「緊急時は下記標柱番号をお知らせ下さい」と書かれている。
こんな所で、緊急事態が起こらないようにしなければ。

雨は、時に激しく降る時もあったがほとんどは小雨で、
気紛れに雨が止んだり降ったりのあいにくの天候だったが、
雨にけむる熊野古道もなかなかのものだったので、
何枚かの写真を選んで並べてみよう。







山道から下りるとすぐに、遠くに大鳥居が見えた。
大斎原の日本一の大鳥居だが、田んぼの中に立っている。
現在の熊野本宮大社はここから歩いてすぐの位置にあるが、
明治22年に大洪水で倒壊流出するまではここにあったそうだ。


熊野本宮大社の一の鳥居から158段の石段を上がると、
檜皮葺きの4つの社殿が横一列に並んでいる。



==熊野速玉大社==


熊野速玉大社は、熊野三山の中でもひときわ華やかな社殿だ。
本宮大社が洪水で流失する前の明治16年に火災で焼失して、
昭和28年に再建されたものだそうだ。


熊野速玉大社のご神木でもあるナギの木だが、
樹齢1000年以上の巨木である。


熊野古道・大門坂へ続く


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