貴船で松茸会席


今年は、我々の金婚式(結婚50年)で、夫の傘寿(80歳)と私の喜寿(77歳)
と、3つも重なった記念の年なので、息子たち一家にも集まってもらうはずだった。
それが、新型コロナウィルスの拡大騒動で、すべて中止になった。

卒業した高校の喜寿の記念同期会も中止になった。
が、同期生はまだ来年の3月までは喜寿なので、
コロナが収束すれば、再計画することになっている。

我々家族の集まりも1年間の余裕を持たせようかな。
といっても、いつになるか分からないので、
夫婦2人だけでもお祝いしようと松茸を食べに行った。

叡電(叡山電鉄)・鞍馬線は10月現在市原ー鞍馬間が不通になっている。
それは、今年2020年7月8日未明から朝にかけて非常に激しい雨に見舞われ、
貴船口駅付近で大規模な土砂崩れが起き、線路が塞がれてまだ復旧していないのだ。

市原から鞍馬までは、京都バスによる振替輸送が行われている。
このバスに乗って、鞍馬へ行く途中の貴船口まで行こうとした。
ところが、叡電市原駅からバスに乗る市原バスターミナルまでは、
結構な距離を歩かねばならなかった。

貴船口からは料亭からの迎えの車が待っていてくれた。
なお、帰りは、市原駅まで車で送ってもらえた。
それなら、行きに市原への迎えが無かったのは、
市原駅周辺には迎えの車が待つ場所がないからだ。

・・・と前置きが長い場合は、得てして内容が少ないからだ。(^^;)


吸い物。 これは、松茸料理では定番の松茸土瓶蒸し。

食べ物の写真は食べることに気を取られて、ついつい撮り忘れてしまう。
この日も、箸を付けてから何度「しまった、撮り忘れた!」と思ったことか。
前菜(丹波和え等)・八寸(季節の吹き寄せ)・向付など、すべて撮り忘れた。


肴。 子持ち鮎の石焼だが、これをおもしろいと思ったのは、
子(卵)がよく見えるように、きれいに外へ出している。


焼物。 備長炭で焼く松茸炭火焼き。


揚物。 松茸と鱧等の梅紫蘇揚げ。


ご飯。 松茸ごはん。

1人用のお釜の上に置いたしゃもじは、ご飯を混ぜてから、
しまった、写真、写真!と、あわてて置いたので汚れている。

・・・と、やっぱり撮り忘れたことで終わることになります。

いえ、以下の料理があったことも書いてから終わりましょう。

赤だし、香の物(自家製漬物)、季節の果物(メロンと洋ナシ)。



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