メタセコイア並木とサクランボ



メタセコイア並木は紅葉が見事だと思うが、
新緑から濃い緑の季節も、それはそれで美しい。

マキノピックランドからマキノ高原へ続く道路沿いの、
2.5kmに約500本のメタセコイアが植えられている。


でも、メタセコイアの写真の前に、サクランボから始める。
マキノピックランドで、サクランボ狩りを楽しんだから。


さくらんぼ(漢字で書くと「桜桃」)にはいくつかの種類があり、
有名な佐藤錦は「甘果桜桃」で、食べ頃は6月に入ってから。
5月下旬からは、シナノミザクラの「中国桜桃」が食べ頃だ。
粒が小さくて見事さには欠けるが、甘さは引けを取らない。
木にはサクランボが鈴なりで、存分に食べることができた。


食べ放題は30分間で、30分も食べるとお腹が一杯になった。
人としゃべると食べる時間が少なくなるからと、夫とも離れて、
別の木に張り付いて、ひたすら食べることだけに専念した。

写真を撮るのも、写真を撮っていると食べる時間が無くなるからと、
写真は、30分後に通路へ出てから、通路から見える木を撮った。

なお、6月から始まる佐藤錦は、実が生るのが極端に少ないそうで、
予約できないので、当日行列に並んで、人数制限もされるそうだ。
希望者が多いと、3日間や1日で終わってしまうこともあるとか。


30分の間に自分で摘んだ200gのサクランボを持って帰れる。
この「中国桜桃」の種類は市場では出回っていないと聞いたが、
家へ持って帰って納得できた。水分が多いので痛みが早いのだ。


マキノピックランドのサクランボ狩りは、「中国桜桃」が5月下旬から、
「佐藤錦」は6月上旬から、「アメリカンチェリー」は6月中旬から、
となっている。佐藤錦の木の写真を撮りたかったのに、場所が上の方で、
今は入り口の扉が閉まっていて入れない、ということで撮れなかった。

そこで、これは、アメリカンチェリーの写真。
まだ、こんなに青い実のままだ。

さて、いよいよメタセコイア並木に戻りましょう。


背の高い立派なメタセコイアの木は見ごたえがある。
緑の並木を風を切って走るのは気持ちが良いのか、
バイクや車が結構ひっきりなしに通っているので、
車道に出て写真を撮るには細心の注意が必要だ。


車道の両側には遊歩道があるので、
長いメタセコイア並木に沿って歩いてみた。


ここでは、空がきれいなV字形に見えるが、
メタセコイアの木の下草を比べてみると、
この辺りの草は伸び放題のようであった。


でも、きれいに刈り取られていなくても、
コバンソウに埋もれているメタセコイアも良い。


元に戻って、この辺りの下草はきれいに刈り取られている。
並木の始まりに「マキノ高原のメタセコイア並木」の記念碑。


両側から枝が伸びてトンネルのようになっている。


メタセコイア並木を外側から眺めると、
立派な木々がどこまでも続く風景が良い。


ちなみに、サクランボ狩りをしたサクランボ園は、
こんな風に、メタセコイア並木のすぐ側にある。
サクランボ園は、一段と背の高いハウスの中だ。


枝を伸ばすメタセコイアの木と葉。


あれぇーっ、こんな所にこんな注意書きが!

もう車道に出て写真を撮ってしまいましたよー。

でもでも、ご覧いただいたように、細心の注意を払い、
この日は土曜日で、バイクや車がひっきりなしに通る中、
車が途切れた時を狙って、上手に撮りましたから・・ね。



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