ミシガン号で琵琶湖周遊


「ミシガン号」とは、琵琶湖の南湖を周遊するショーボートのことである。
琵琶湖とアメリカのミシガン湖を通じて滋賀県がミシガン州と姉妹提携していることから、
両県州の友好を祈念して「ミシガン」と命名したそうだ。

琵琶湖をクルージングするなら桜の時期とかもっと良い季節に乗るべきだろうに、
何でこんな寒い時期にクルージングをと思われるだろうがこれには訳がある。
実は、取引のある銀行からサービスでペアの乗船切符をもらったからだ。(^^;)
お客さんの少ない冬の時期に銀行も大量に安く買って客に提供したのだろう。

という訳で、昔から知ってはいたがわざわざ乗る気にはならなかったミシガンに、
冬の寒い時期ながら話題性を求めて乗ってみた。
やはり、客は少なくて指定席の切符を買わなくても自由に座れた。
もっとも、一番上の4階のデッキでほとんどを過ごしたのだが。


自分が乗ってしまうと全体写真を撮れないので、
1つ前の船が入って出て行ったのを撮っておいた。


乗船時間が来て、用意された鐘を鳴らしてから乗船した。
外国の女性がアコーディオンを弾きながら歓迎してくれた。


日本国旗とアメリカ国旗の両方が風に揺れていた。


この日はどんよりとして今にも泣き出しそうな天気だったが、
雨に降られなかっただけでも良しとしなければと良い方に考えた。
天気が良ければ、比叡山や比良山系や琵琶湖大橋なども遠望できるそうだが、
琵琶湖大橋は見えたが、こちらが比叡山、あの辺りが比良山系と想像するだけだった。


操舵室も窓越しにだが見学できるようになっている。
乗船客に見られて船長さんのプライバシーはない。
船首の先にこちらへ向かってくる小船が見えた。
横を向いている船長さんに知らせてあげたい衝動にかられた。
操舵室を見学できる窓の所には「ガラスを叩かないで下さい」
と書かれていて、船長さんに話しかけたい人が大勢居るのだろうか?

さっきの小船だが、すかさず船長さんは望遠鏡を手に取った。
横を向いていても、さすが任務に忠実であり、感心した。


ステージでは、この日は女性ミュージシャンの演奏があった。
アメリカ・ミシガン州からの女性かと思ったらオーストラリア人だそうだ。
ミシガン号はショーボートなので、このような演奏もあるのは当然だが、
クルージングしながらの食事も大事な楽しみの一つである。
が、この日は90分のクルージングを選んだので、
食事していたら写真を撮る時間がないと食事は選ばなかった。


船らしく、航海中はお仕事お休みの錨(いかり)も撮っておいた。
あの錨の独特の形には何か意味があるのでしょうね。


この船を動かしている船の後ろのこれを何と言うのか?
もちろん、好奇心を持って船のスタッフに尋ねましたよ。
パドルホイールと言うそうで、すぐ側で見ると迫力ある波しぶきだった。


船といえば、そう、カモメが定番である。
カモメはミシガンに行けば餌をもらえるとよく知っているのだろう、
出航してすぐにたくさんのカモメがやってきて船の周りを舞い始めた。
船に定番のカモメが出たところでお終いにしようかと思ったが、
おまけでもう1枚写真を入れよう。


これは一体何でしょう?
風船に見えますね。そうです、風船の固まりです。
ステージでの演奏の前には琵琶湖周辺のガイドもあった。
比叡山の根本中堂では松明の灯を絶やさないように、
油を注ぐことを忘れないよう万全の注意を払っているとか。
そこで、そのことを表わす4字熟語は何でしょう?とのクイズに、
すぐに夫が答えてご褒美にこの風船をもらった。

さて、その4字熟語とは何でしょう?
簡単ですね。 え?分かりませんか?
分からない人は、では、下の???をクリックして下さい。

???



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