一乗寺下り松の決闘


     

NHKの大河ドラマ「武蔵」がいよいよ一乗寺下り松の決闘の場面を迎える。
ここが、その一乗寺下り松である。
「宮本吉岡決闘之地」を示す石碑が建っている。
この松は決闘の時から4代目に当たる松である。
右の写真は決闘時の古い松である。
武蔵ゆかりの八大神社にガラス張りの中で保存されている。

     

詩仙堂の隣に八大神社がある。
武蔵が吉岡一門との決闘の前に行った八大神社である。
武蔵は自分を守り給えと祈ろうとしたが、そこで思いとどまって、
自分は神仏を尊ぶけれども神仏を頼まずと言って決闘場へ行った。
それで吉岡一門を打ち破った。

武蔵には頼まれなかった八大神社だが、武蔵人気にあやかろうと
武蔵を頼んでのこの商魂。


商魂たくましく叡山電鉄一乗寺駅から案内の幟が立っている。
ずっと以前だが、一乗寺に住んでいたことがある。
金福寺、詩仙堂、八大神社、園光寺、曼殊院という辺りは
よく散歩をしていた地域だが、当時は勿論こんな幟はなかった。
武蔵が決闘をした当時に想いを馳せながらそぞろ歩く人達のことを、
武蔵が予想して想いを馳せていたらおもしろいのだが…。

せっかくの商魂ですから乗ってあげました。
「Mizuの部屋」に書く話題が見つかりますようにと祈ろうとして、
そこで思いとどまって、私は神仏を尊ぶけれども神仏を頼まず…
と、今、自力で書いております。(^^;)


八大神社へはこちらをどうぞ。


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