舞洲のネモフィラ祭り



ネモフィラとは、北アメリカ原産のムラサキ科ネモフィラ属の一年草で、
和名では、ルリカラクサ(瑠璃唐草)と言うそうだ。 美しい名前だ。

ここは、昨年(2018年)までは「大阪舞洲ゆり園」だったようだが、
台風21号による暴風と高波による塩害でユリが駄目になったそうだ。
そこで、2019年の今年からは、代わりにネモフィラを植えたとか。

大阪湾淀川河口には3つの人工島がある。
北東の舞洲(まいしま)、南西の夢洲(ゆめしま)、南東の咲洲(さきしま)だ。
これら3つの人工島は、バブル全盛期に埋め立て造成が行われたとか。

舞洲には、埋め立て工事が完成して、豪華な建築物が際立っていたそうだ。
派手な模様の建物があり、世界的芸術家を起用した焼却場だと知り驚いた。

ところが、こうした設備の有効活用ができず、広大な空き地も荒れ放題で、
この3つの人口島は大阪市がバブル全盛期に湾岸開発した負の遺産だと、
大阪市民からは「無駄な公共投資」として大きな反感を招いてきたとか。

2025年開催が決まった大阪万博では、この「夢洲」を会場にするそうだ。


ネモフィラの青色と海の青色と空の青色がきれいなはずだが、
この日は天気が良かったのに、空は霞がかっていた。


といっても、空高く入れればこの通り、青空だと分かるだろう。


花の数は100万本だそうだが、ゴールデンウィークで人の数も多い。
茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」は450万本だそうだ。


ぎっしりと詰まった花の集まりも見事だが、
1本1本の花の表情も美しく見ごたえがある。


青色の花の中に、場所によっては薄紫色の花も混じっている。


青色の花の中に白色の花も混じっている。


同じ青色でも、薄い青色と濃い青色がある。
(陰でなく太陽が当たっても濃い色のがある)


場所によっては、点々とポピーの花が赤く見えている。



一面ぎっしりと敷き詰められた青色のネモフィラの風景。


空とネモフィラの間には海が見えているのだが、
写真の撮りようによっては、空とネモフィラが続いて見える。

あれ? 左下に何か居ますねぇ。


はい、公式キャラクターの「ネモにゃん」だそうです。



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