二条城の源平咲き分け梅
1本の木に紅白の花をつける「源平咲き分け」の梅を見に行った。
二条城の話題をまだ載せていなかったので、先ずは二条城の写真から。
街の真ん中にある平城で、江戸時代の城跡で、徳川家康により築城された。
世界遺産(世界文化遺産)に「古都京都の文化財」として登録されている。
二の丸御殿。
二の丸庭園。
さて、桜便りも聞こえてきそうな3月20日のこの日、
二条城の梅の花は、まだこのような状態だった。
地下鉄も二条城の入場料も敬老パスで無料なので、
何度行っても良さそうなものだが、そんなに暇でもない。
入場料を払う前にあるこのお知らせは良心的だ。
白梅、桃色梅、紅梅の花がそれぞれに美しさを競っていた。
白色のしだれ梅とピンク色のしだれ梅。
「源平咲き」は、源氏の旗が白、平氏の旗が赤だったことから、こう呼ばれる。
梅の紅白咲き分けは、ピンク色の遺伝子の発現量の違いが要因らしい。
色素ができる過程で故障すると赤い色素ができなくて白くなるとか。
野生の梅の花は白だから、色については紅梅が先祖返りした形。
源平咲きでなくても、ちょっと変った形で咲いていた花たち。
思い思いの方向へ伸びて、自由気ままな気概が感じられる?
石垣とお堀に似合う松の木と競っている梅の花もあった。
後ろ向きな梅も…。
いえ、後ろ向きに生きているのではなく、
単に、恥ずかしがりや・・だと思いましょう。
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