平池公園の大賀ハス
パノラマ写真はこちらです。
兵庫県・社(やしろ)にある平池公園は三田から車で30分で行ける。
大賀ハスは、昭和26年に千葉県の遺跡から3粒の種が発掘されて、
当時の東京農工大の大賀一郎博士がその内の1粒の発芽に成功した。
翌27年に花を咲かせて、2000年以上も昔の蓮と分かったものである。
大賀博士の名前をとって大賀ハスと名付けられた。
その後は日本中のあちこちへ種がもらわれて行き、
子孫の子孫と増えていって、各地で素朴な花を咲かせている。
実のところ、私の父もこれが大賀ハスだと言ってもらってきた。
毎年実家の庭できれいな花を咲かせていたものである。
咲き始めのつぼみと咲き終った後の3点セットで並んでいた。
大賀ハスの花を堪能していただこうと次に入れてみましたが、
過ぎたるは及ばざるがごとしで、堪能し過ぎでしたら次へ行きましょう。
ここには大賀ハスではない普通のハスも植わっている。
これだけ大量のハスの花が咲けば見事だが、花は少なかった。
ハスとスイレンの競演という題で書けると写真を撮ったつもりが、
小さな写真ではハスもスイレンも小さすぎて競演になっていない。
では、スイレンだけにご登場願おう。
ここにはたくさんのスイレンも咲き誇っていた。
さて、下の2枚の写真は少し角度が違うが同じハスを撮ったものである。
さてさて、これは「つぼみ」が「開いた」写真でしょうか。
ハスやスイレンは午後には花を閉じるからといっても、
いえいえ、そんなに朝早くからは出かけられません。
これは「花」が「閉じた」写真です。
2枚の写真からこの公園で過ごした時間が分かるでしょうか。
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