申年の神社巡り



今年は申年ということで、サルにゆかりのある神社へ行ってみた。


先ずは、右京区にある、その名もズバリ「猿田彦神社」へ。
ご祭神は、神社の名にもあるように、猿田彦大神。


お正月ということで、お正月用に飾られた舞殿。
何やら、白いサルのようなものが見える。


木造の「白猿立像」。
台風の被害により倒れてしまったご神木を彫って作られた等身大の白猿木彫像。
白猿は縁起が良いと言われていて、この他にも神の使いである猿がそこかしこに居た。


左は、ご神木の樹齢700年の大クスノキ「庚申楠」。
右は、見上げると本殿の屋根の下にも木彫りの猿。


見ざる聞かざる言わざるの三神猿の石像など、
たくさんの猿が見守ってくれている。


一番上で入れた本殿の猿の木像は、外からはよく見えない。
格子戸の隙間から撮っても、猿までは更に別の格子戸があり、
左は格子に、右は猿にピントが合っているが全体が撮れない。


そこで、大きなカメラを持った人が頼んだようで、
幸いなことに、特別に、戸を開けて見せてもらえた。
おかげで、こんな全体像も最初のズーム写真も撮れた。

大きなカメラを持った人に「新聞社ですか?」と尋ねたら、
「いいえ、地域の情報発信誌です」との答だったが、
ついでに一緒に見せてもらえたので、ラッキーだった。


絵馬も、やはりサルだった。


次に行ったのは、東山区にある新日吉(いまひえ)神宮。


本殿前にあるのは、狛犬ならぬ狛猿。
何故そのサルが金網で囲まれているかといえば、
夜になるとサルが動き回るからと言われているとか。


大神の使いである御神猿は本殿の欄間に安置されているが、
正面からは見えず、建物の東側外から望遠で撮ったもの。


同じ木を表から?と裏から?撮ったものだが、
幹周が4m以上もあるスダジイの大木があった。
江戸時代以前から現存していたと思われるとか。


ここの絵馬も、やはりサルだった。


最後は、上京区にある幸神社(さいのかみのやしろ)。
平安京の鬼門除け守護神として造営された神社。


本殿の東側に「ここにおさるがいます」と書かれた看板がある。
そこから中を覗くと、本殿の北東の壁に猿の神像が見える。
鬼が出入りすると言われている鬼門を守っているのだ。


ここも絵馬は、やはりサルだった。

でも、やっぱり、このぺーじの最後は動物園のサルでしょう。




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