生蓮寺のてるてる坊主


奈良県五條市の生蓮寺に、てるてる坊主がたくさん吊るされていると聞いて行ってきた。
それに、「生蓮寺」と蓮の名前が入った寺なので、見頃の蓮の花も期待して出かけた。
しかし、ハスの花はお昼頃には閉じてしまうと知っていたので、早くに行きたかったが、
出かける時の家を出る時間をいつもより1時間近くも早くに出たのに、京都からは遠くて、
生蓮寺に着いた時にはお昼の12時を過ぎてしまっていた。
が、それでもまだ、ハスの花は待っていてくれて、何とか見ることができた。


これらは、生蓮寺の境内の外の池で咲いていたハスの花。


こうして咲いている花だけを見ると、「咲き乱れている」と書けるだろうか。


さて、生蓮寺山門にも、てるてる坊主が吊るされていて、
境内には、もっとたくさんのてるてる坊主が見えている。


そのもっとたくさんのてるてる坊主が吊るされた本堂前には、
たくさんのハスの花も咲き乱れて(?)いた。

生蓮寺は平安時代に創建され、空海が高野山への道中に立ち寄り、
旅の道中の晴れ祈願をされたことから晴れ祈願の寺として知られていて、
全国から届いた手作りのてるてる坊主を本堂の軒下や本堂内に吊るし、
晴れ乞いをしているそうだ。


本堂の周りにずらっと吊るされていた、てるてる坊主たち。


大きくして見ると、色々に手作りされていることが分かる。

題名を「生蓮寺のてるてる坊主」としたので、
てるてる坊主の写真をもう少し入れてみた。


せっかくなので、てるてる坊主とハスの花の競演も入れてみよう。


手を清める手水舎の所にも、てるてる坊主が吊るされていた。


本堂は、拝観料500円を払えば、写真撮影OKということで、
拝観料は受付ではなく、お賽銭箱に入れて中へ入った。

3m以上もある大きな御本尊は優しい顔をされている。


生蓮寺は平安時代に創建されたと先に書いたが、
それは、嵯峨天皇の皇后様の安産祈願のために創建されたとか。

安産祈願はここでは関係ないので、関係ある写真で終わりましょう。
「ぼけよけ地蔵尊」で、ボケることなく老いることを願い設立されたそうで、
このお地蔵様が我々の代わりにボケてくれるというありがたいお地蔵様です。


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