夙川(しゅくがわ)の桜



西宮市の夙川の河川敷に沿って植えられた桜並木が見事である。
神戸に仮住まい中の友人一家に誘われて行ったものだが、
一度かなり昔に京都から別の友人と行ったことがあるのに、
その時も案内してもらったので地理を憶えていなかった。
今回、現場へ行ってから、あ、ここは来たことがある!
と思い出した。案内してもらうと記憶が薄い。


この日は天気予報では晴れマークだったのに、花曇りというのだろうか、
撮った写真は暗くても一つだったので遠景のみだがご勘弁を。


川の中、水の中へ入って撮ったのではありません。
ここでは、川に橋が架かっているのではなく、
川の中へ階段を下りて対岸へ渡れるようになっている。


途中では川が二股に分かれていて、そのどちらにも桜が植えられている。


この日は桜が満開ではなく7分咲き位でしかも金曜日だったにもかかわらず、
週末の満開の桜を見に来る客を当て込んで、たくさんの露店が並んでいた。
写っていない写真の右側が散策する歩道になっているのだが、
露店の裏側も歩けるようになっていて、こんな物を見つけた。
焼き鳥用の鶏肉と思われたが、ビニール袋に入ったままで置かれていた。
しかし、こんな風に日に当てると傷むのではないかと心配になったが、
もしかして、冷凍物を自然解凍していたのだろうか??

(T氏撮影)

ところで、神戸で仮住まい中の友人一家が住んでいるマンションの、
これは3階の窓にまで届きそうに枝を伸ばしている桜の木だが、
よく見ると、他の桜の木の枝は切られていて他の部屋へ届く枝はない。
この部屋の外にだけ届きそうにきれいな桜の枝を伸ばしている。
聞くと、この部屋の住人(つまり友人)が、枝を切る音を聞きつけて、
あわてて「切らないでほしい!」と訴えに行ったそうだ。
結果、この部屋の外側の桜だけが切られないで残ったそうで、
ソファに座ったままで居ながらにしてお花見ができる。

下の写真は、2日後にこの友人が撮って送ってくれたもの。
たった2日のことでずいぶんと雰囲気が違う。


さて、これは友人の部屋から見下ろした公園の一部分ですが、
この写真には、2頭のある動物が写っています。
さてさて、どこに、そして、何の動物でしょうか?


はい、なんとなんと、イノシシです!
このイノシシ、なんと10時と3時に現れるそうなんですよ。
おやつの時間を知っているなんて、何とちゃっかりしたイノシシか。

では、これで、“花より団子”ならぬ“花より猪”で終わりましょう。



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