宝ヶ池公園の森散策
宝ヶ池公園は家から近いので折にふれ何度も散策している場所だが、
パノラマ写真で載せた(こちら)以外には書いていないので今回書くことに。
池の周りを歩いたり走ったりするだけでも良い運動になるが、
平地だけでなく森から山に登ればちょっとした登山の運動にもなる。
丘程度の山だが、それでも景色が眼下に広がる。
どこからでも見える比叡山だがここからも見えている。
山の頂上には大きなアンテナがあった。
NHKのデジタルテレビ中継放送所だとか。
京都の山でも大文字山などナラ枯れの問題が起きているが、
宝ヶ池の山でも例外ではないようで、研究が進んでいるようだ。
「ナラ枯れに伴う森林変化がどのようになるかを調べている」
との注意メッセージが書かれた紙が掲げられていた。
「京都府立大学森林植生学研究室」が調査しているようだ。
なるほど、あちこちで大きな木が枯れていた。
あちこちで枯れた木を切って集めてビニールを被せて置いてあった。
枯れた木を切った後の木株にも番号札がついていたのは研究のためか?
枯れ木にはカラフルなキノコが生えていた。
キノコにとっては枯れ木も利用価値が高いのだ。
あ、葉の上に真っ赤な実が!
と思ったら、これは虫えい(虫こぶ)だろうか?
クヌギハマルタマバチの幼虫が入っているクヌギハマルタマフシ?
山の中で木の葉の上にこんな赤い物を見つけたら、
鳥は、木の実と見誤って食べることはないのだろうか?
人間の方が、おいしそうだと食べるかも。気をつけなければ。
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