丹波紅葉三山
今年は紅葉が遅く、紅葉しない前に枯れて落ち葉になっている木も多い。
少しでもきれいな紅葉を求めて、紅葉の丹波三山へ行ってみた。
丹波紅葉三山とは、高源寺・円通寺・石龕寺のことを言う。
先ずは高源寺の紅葉です。
きれいな花に言葉が要らないと同じように、
紅葉にも言葉は要らないでしょうから、写真を見て下さい。
ここは、入り口の紅葉の色がも一つだったが、
門から続く石段と木々の緑と黄色と薄い赤の色合いがきれいだった。
たくさんの木の中ではきれいに紅葉している木もある中で、
やはり枯れ色の葉をつけている木も多かった。
今年は11月13日でまだモミジは緑の葉が多かったのに、
すでに落ち葉になっているのもあった。
緑のコケの上の落ち葉は色の対照がきれいなものだが、
ちょっと弱いコントラストの落ち葉です。
でも、それなりにきれいでしょうか。
高源寺三重塔も燃えるような紅葉の中では映えることでしょう。
ここのカエデは天目楓と言われていて、
開山禅師が中国の天目山より種を持ち帰って植えたものとか。
葉が小さく、切れ目が深く、枝が垂れ下がるのが特長。
次は円通寺です。
ここの紅葉は色づきが悪かったが、丁度紅葉祭りをやっていて、
地元の人の手作りの食べ物がテントの中で売られていた。
それらの物に目を奪われて、紅葉の写真はこれだけです。
「花より団子」ならぬ「紅葉より団子」でした。(^^;)
余談ながら、テントの中のオバチャンとのやりとりです。
「松茸弁当って、もうないの?」
「ああ、悪いねぇ、もう売り切れたんだよ。」
「松茸弁当の松茸って、勿論!ここの松茸ですよね?
まさか、中国産や韓国産の松茸ってことはないですよね?」
「まさか、そんなことはないよ! 失礼だっていうもんだ!」
丹波名産の松茸が入ったお弁当、わずか700円だっていうの食べたかった…。
左は、樹齢約300年のタブノキ。
右は、樹齢約200年のイトザクラ。
どちらも天然記念物。
日暮れて日も射さず暗い写真。
最後は石龕寺(せきがんじ)の紅葉です。
一週間遅れで行った石龕寺だったが、
ここも丁度紅葉祭りをやっていて、人がいっぱいで、
どこも三脚を持ったにわかカメラマンが占拠していて、
全体写真にはどうしても人が写ってしまう。
奥の院まで歩こうとの夫の提案で歩き始めた。
最初こそアスファルトの道路と階段で歩き易かったが、
すぐに普通の山道になって、山歩きの心準備がなかったので、
何ヶ所もロープまで張られている急な上り坂もあり、
かなりきつい山登りになってしまった。
これは、奥の院まで登ったという証拠の写真。
下りは、少し楽な別ルートを下りた。
こちらから登ってくる人の中にはスカートの人が居た。
「こんな山道を登る気はなかったので…」と言われていたが、
「もう少しですよ」と言ってあげたものの、
あの地点からはまだかなりの距離があった。
ハァハァと息を切らして登ってくる人には、
下りてくる人は「もう少しですよ」と無責任な言葉をかける。
あのスカートの女性は奥の院まで登れただろうか、
と、無責任な言葉をかけた私は半分心配しながら、
半分おもしろがっている。(^^;)
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