談山神社の十三重塔



奈良県桜井市にある談山(たんざん)神社に十三重塔がある。
普段見慣れているのは、三重塔か五重塔位が普通だと思うが、
十三重塔というのは珍しい(自分が知らなかっただけか?)。

やはり、木造の十三重塔というのは貴重な歴史的遺産だそうだ。


飛鳥の東方に位置する多武峰(とうのみね)の山中にある談山神社。
大化の改新の談合の地として知られ、藤原鎌足公が祀られている。
中大兄皇子 (後の天智天皇)と中臣鎌子(後の藤原鎌足)が、
極秘の談合をしたことで「大化改新設合の地」の伝承が残り、
「談山神社」という名前も、このことからきているとか。


もう少し違った角度からの塔の姿を入れてみた。
藤原鎌足公の遺骨の一部を多武峯山頂に改葬し、
談山神社のシンボルの十三重塔を建立したとか。


その十三重塔を下から眺めた写真と、
十三重塔のある辺りから下を眺めた写真。

十三重塔は勿論のこと、桜門、本殿、権殿など、
重要文化財の建造物が15棟もあるそうだ。


せっかく紅葉が見頃になった時期に出かけたので、
境内で赤く染まっていたモミジの写真も入れた。


もっと紅葉を…と、左端に十三重塔の一部が写っている。


緑との混在も美しい。


順番が逆になったが、140段の石段を上がって本殿へ。


境内を行く道すがら、たくさんの献燈提灯が飾られていた。
丁度紅葉が見頃になり、金曜日なのに大勢の人出だったが、
できるだけ写真には人が写らないようタイミングを心掛けた。

これで終わりとは何の意味もないが、突然に終わりです。


戻る   目次へ