トンパ文字
中国・麗江の少数民族であるナシ族が使っていた文字で、
現在でも麗江の古城地区では道標などに使われている。
このトンパ文字は、絵文字に近い独特の象形文字であり、
これは、高い山を表し、神と崇める玉龍雪山のことである。
トンパ文化博物館では上のトンパ文字の他に辞書も買ってきた。
観光客向けのようで、中国語と英語と日本語でも書かれている。
以下にその一部を載せてみる。
これで分かることは、たとえば、「女の人」の基本形があり、
「母親」はその右下に1つ加わり、「姉」は更に1つ加わる。
「妹」は同じく右側の上の絵文字が別のに変わる…。
同じようにして、男性の場合も「男の人」の基本形があり、
「父親」はその上の絵文字が変わり、「兄」は右側に2つ加わり、
「弟」は右側の2つの絵文字が別のに変わる…、
という風に、強い関連性があるようです。
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