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CNタワー
トロントから近いWaterloo(ウォータールー)で昔住んだことがある。 小さな子供連れだったので、トロントへはよく遊びに行ったものである。 当時世界一の高さを誇っていたCNタワーだが、ガイドブックによると、 今でもその高さは世界一のようである。 隣のアイスホッケーの試合があるドームが小さく見える。 このCNタワーにはちょっとした思い出があるが、 その話は「思い出のベージ」に譲るとして、 今回のトロントでのことを少し書いてみよう。 |
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(1) 関西空港から出国。 携帯用の裁縫袋の中にあった左のハサミを手荷物から取り上げられた。 長さ8cmのこんな小さなハサミが凶器になろうはずはないのに。 これまで何度同じ裁縫袋を持って出国したことか。 チェックに引っかかって取り上げられたのは初めてである。 しかし、別の裁縫袋の中にあった右のハサミはチェックされなかった。 想像するに、和裁用の和バサミのため形状がハサミと認識されなかったか? (2) 飛行機で出る食事の食器について。 ビジネスクラスの食器は今まで通り陶器のものであった。 が、スプーンとフォークはステンレスなのにナイフだけプラスチックだった。 (3) アメリカのデトロイトで飛行機を乗り継いだ。 出国のときボディチェックを受けた。初めてである。 両手を広げて立ち、頭の先から足の先まで念入りに調べられた。 腰まわりもチェックして良いか?と聞かれた上で調べられた。 手を付いて足を後ろに曲げて靴の裏まで調べられた。 しかし、夫はノーチェックだった。私だけが何故?人相悪かったか? こんなオバサンが自爆テロなどするはずないだろうに。 いやいや、やりそうにない人物の意外性を警戒している? (4) 帰りのトロント空港で。 ノートパソコンを開けてしかも起動するようにと言われた。 パソコンの形をしているが、爆弾だったりすると言うのか? |
(1) 美術館で。入館料を払う時。 髪の毛が白い夫は「シニアで良いですか?」と言われて素直にハイと答えた。 後ろを付いて入った私も一緒にシニア料金だった。 安く入れたのだから、シニアと言われようが文句はない。 (2) 一人で歩き回っていたとき、「XXXはどこにありますか?」と わずか1週間足らずの間に2度も道を尋ねられた。 リュックを背負った東洋人の顔の私が地元の人間に見えたのだろうか? アメリカと同じようにカナダも多人種の国ではある。 (3) 量り売りのチェリーを買っていたら、同じように買おうとしている人が 「この値段は適正でしょうか?」と私に尋ねた。 「私は旅行者なのでここが安いか高いか知りません。 少なくとも日本よりは安いし、好きだから買っているのです。」と答えた。 |