宇治神社と宇治上神社については、下の2ページで書いてきた。 桜の季節に、「宇治橋上流と宇治田原町」(こちら)で、 紅葉の季節に、「興聖寺の紅葉」(こちら)で。 今回は、見返り美人ならぬ「みかえり兎」について書こう。 コロナの行動規制も緩くなり、祝日の土曜日とも重なり、 多くの人出を覚悟して行ったのだが、ひどい混雑ではなかった。 まだ中国からの観光客が来ていないからだろうか。 |
宇治神社の御祭神は、仁徳天皇の弟にあたる菟道稚郎子尊で、 宇治までの道を迷っていたところ、先導して道案内をしたのが兎で、 兎は、振り返りながら案内したその姿から「見返り兎」と呼ばれ、 宇治神社のうさぎは、振り返っているような姿で描かれている。 今では、人々を正しい道へと導く神様のお使いとされているそうだ。 |