ハノイでの一番の印象は交通のハチャメチャさだ。 が、そう感じるのは我々外国人であって、 ハノイの人達にはそれなりのルールがあるのだろう。 大体、道路に信号が少ない。 信号のある横断歩道で青になっても渡れない。 左折や右折してくるおびただしい数のバイクは、 渡ろうとする歩行者を待ってくれるどころか、 クラクションを鳴らして渡らせてくれない。 だから、バイクが途切れた時に赤でも渡らねばならない。 渡る時には細心の注意が必要だ。 渡ろうと決心したら、決して歩行速度を変えてはいけない。 あちらから猛スピードでバイクが来ているからといって、 途中で立ち止まってはいけない。 バイクは歩行者を避けて通ってくれる。 バイクが間近に迫ってきたからと走って渡ってはいけない。 バイクは歩行者が歩く速度を見計らって迫って来るので、 立ち止まったり走ったりしてその速度を変えては危ない。 最初にこの道路横断を体験した時には、 無事に渡り終えて、思わず拍手してしまった。 |
バイク群を横から撮るとどうしてもばらけてしまうが、 何しろ、広い道路でも狭い道路でもどこでも このようなおびただしい数のバイクが走っていて、 歩行者はこの間を縫って渡らねばならない。 |
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